icon-planeチョロチョロ温泉&レストラン(オント・オント・リゾート)

チョロチョロ温泉&レストラン(オント・オント・リゾート)

 

チョロチョロ温泉は、クアラルンプール郊外フル・セランゴールにある温泉だ。素朴な田舎の風情が楽しめる。セランゴール州政府観光局の招待で行ったのでレポートする。(マレーシアマガジン=野本響子)

 

チョロチョロ温泉は、クアラルンプールから車で30分ほどのフル・セランゴール(Hulu Selangor)にある温泉だ。主要道路から山道を登っていった先の中腹ほどに存在している。入場料は3RM、子供は1RM。中に入ると、素朴な風情の田園風景の中に、大小さまざまな深さの温泉がある。源泉は地下から湧いており、元々の温度は55度どかなり熱い。運んでくる距離によって温度が変わり、55度、45度、30度のお湯がある。2013年にオープンした。

 

 

マレーシアの温泉は日本とは少し趣が違い、「浸かることができる池」という雰囲気だ。マレーシア人には公共の場で裸になる習慣はない。多くの人が、足湯を楽しんだり、腰くらいまでの湯浴みをしているようだ。浅い温泉が多いが、中には多少深いものもあり、頑張って沈めば肩まで浸かることも可能。サウナはあるが、体を洗う場所などはない。

 

 

水着の着用は必須。なお、今回は見なかったがプライベートの温泉もあり、そこならば裸で入っても構わないそうだ。予約必須だそうなので希望の人は事前に交渉を。温泉の入り口にはスイミングプールを建設中で、2018年12月にはオープンの見込み。

 

朝8時から夜中の12時までオープンしており、いきなり行くこともも可能だという。ただし、お湯の量には限りがあり、入場を制限することもあるそうだ。

 

素朴な南国リゾート感が楽しめるレストランも

 

なお、チョロチョロ温泉の少し手前に同じ系列のチョロチョロ・レストランがある。このレストランは大きな池に面しており、緑が茂った中で南国ムードが楽しめるのでおすすめだ。ただし、ここも現在のところ予約のみを受け付ける。今回は、午前中にお茶をいただいたが、お米や芋類を使ったマレーシアの伝統菓子をサーブしてくれた。

 

 


 

チョロチョロ・レストランの敷地内には宿泊用のシャレーもある。シャレーは主にチームビルディングなどのグループ利用を想定しているようだが、一泊80-150RM。エアコンも完備されている。ウェディング・パーティーなどでの利用も可能だという。2018年12月には常設のカフェもオープン予定。

 

 

なお、オント・オント・リゾートでは洞窟探検やジャングル探検、川遊びなども可能だ。ジャングルには動物もいるが夜行性が多いので、夜行かない限り大型動物に会うことは稀だそうだ。森の保護のため入山を制限している。希望者はオント・オント・リゾートでアレンジしてくれるのでフェイスブックページなどから問い合わせを。

 
Hulu Tamu, 44300 Batang Kali, スランゴル
フェイスブックページ