icon-plane【トレンガヌ】51年の歴史に幕。新しくなる「パヤン市場」

【トレンガヌ】51年の歴史に幕。新しくなる「パヤン市場」

 

クアラ・トレンガヌの「パヤン市場」は51年の歴史を持つ地元の市場。2年後には新しい建物が完成する予定。(マレーシアマガジン=かりわめぐみ)

 

マレー半島の東海岸、トレンガヌ州のクアラ・トレンガヌにある「パヤン市場」は51年の歴史を持つ地元の市場。最近、建物が老朽化して解体が決定。51年の歴史に幕を閉じました。

 

そして、2019年8月、一時的に移転した現在の新しい市場は、旧市場からほど近くにあります。2年の工事期間を経て元の場所に戻る予定です。

 

市場には、生活必需品から地元の食材、工芸品などが販売されています。手頃な価格で地元の製品を買える場所。地元の人たちも多いので、文化を体験するのに最適な場所でもあります。

 

ドライマーケット

 

 

ドライマーケットでは、日用雑貨、衣料品、工芸品、地元のお菓子などを販売しています。マレーシアのローカルお菓子はとにかく種類が豊富です。気になる商品があれば試食できます。

 

 

ウェットマーケット

 

 

ウェットマーケットは、早朝から営業しています。私が訪問した13時頃は肉や魚の生鮮食品コーナーはすべて閉店していました。果物やスパイス店は営業していましたが、13時から14時でほとんどのお店は閉店するそうです。

 

地元のフルーツを試してみて

 

 

ウェットマーケットには地元の新鮮なフルーツがたくさん売られています。日本では高級な南国フルーツの多くを安値で購入することができます。「これは何?」と聞くと試食させてくれます。量が多い場合は半分購入もできます。

 

ローカルフード「サタ」

 

 

トレンガヌの地元料理「サタ(Sata)」を食べました。サタはトレンガヌ州の伝統的な料理で、マレーシアのフィッシュケーキ、またはotak-otakの一種です。バナナの葉で包んだ魚のすり身をあぶり焼きしたもので、地元の方にはバーベキューと言われました。

 

主な材料は、すりおろしたココナッツ、イワシ、生姜、玉ねぎ、唐辛子。さっぱりとして食べやすく、白米に乗せて食べたくなりました。1串 4個つきでRM 2です。

 

プリンセスの丘

 

 

市場の正面には、「プリンセスの丘」という史跡がありました。丘の上には大砲があるようです。ぜひ見たかったのですが、現在改装中で入ることができませんでした。隣の売店の方に聞くと、2020年に完成するとのことでした。

 

 

※新パヤン市場はグーグルマップ上、東寄りの海の上にある座標です。南西は旧市場。
Pasar Payang 地図

Pesisir Payang, 20200 Kuala Terengganu, Terengganu