2015.01.27
学校周辺の教育授業が一大ビジネスとして成長し続けているマレーシア。
ナーサリーから大学院まで、各国から様々なカリキュラムが輸入され、
多国籍の学生達が学んでいます。国を挙げての教育ビジネスは年々加熱傾向で、
海外からの学校の誘致もさかんに行われています。
と同時にマレーシアで慢性的に各学校が悩んでいるのは、質のよい先生の確保。
学費が高額な学校では先生が英語だけではなく、経験も多い先生であることが多く、
逆に学費が安い学校では新卒の先生に偏っていたり、先生の入れ替えが非常に激しかったり、
学校によって様々です。基本的には外国の学校では、日本人が思う様に総合的な学びを
提供している所はなく、両親と子供の目的がハッキリしているローカルの家庭では、
必ずと言っていい程、塾や習い事での学習やスポーツでの情操教育に余念がありません。
マレーシアでは四半期に1度ほど、新聞社やイベント会社が主催する大きなエジュケーションフェアが
開かれます。主にカレッジ、総合大学、インターナショナルスクールが集まり、
そこでパンフレットをもらったり校長先生や先生と話すことで、より簡単に各学校を
比較することが出来ます。1度に沢山の資料がもらえるため、小型スーツケースを持参しても
良いでしょう。
※2014年に開催されたエデュケーションフェアの参考画像
学校視察がメインの旅に出掛ける場合は、是非その時期にエジュケーションフェア視察を
組み込んでみて下さい。
1、学校の創立時期(オペレーションが落ち着いているか否か)
2、何のカリキュラムを採用しているか
3、英語のサポートの有無
4、学生ビザと保護者ビザの申請は学校が申請するのか否か
5、先生はどの国からが多いか
6、今までの生徒の進路にはどういった所があり、どこが最も多いか。
7、何学期生か
8、学費表(学校によりクレジットカードでの支払いアリ)
上記については必ず聞いた方が良いポイントです。他に周辺の環境や、同じ学校の
留学生ファミリーの住居エリア、コンドミニアムなどを聞いておくと、留学計画が
より具体的になるでしょう。
インターナショナルフェアではPRの場であるため、良い事以外聞く事は出来ませんが、
他の学校と比較する機会はなかなかないため、留学を考えているご家族には非常に
オススメのフェアです。