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マレーシアでの物件探し

お部屋もさることながら、渋滞情報なども考慮しましょう

 

土地勘のない新しい場所での住まい探しはとてもむずかしいもの。

こちらでは賃貸物件にフォーカスし、お部屋探しのポイントをご紹介します。

マレーシアでは物件を借りる際、エージェント(仲介業者)を通すのが一般的。

通常はめぼしい物件のガードハウス(門番がいる所)に直接行って この物件の

エージェントの名刺をいくつかもらってコンタクトを取るか、

「iProperty」「prop wall」などの不動産情報サイトから物件と エージェントを

さがします。 最初の入居に必要な経費は

 

 

前家賃+保証金(家賃2ヶ月分)+光熱費デポジット(家賃半額分)

+印紙代(家賃により500RM前後)

 

 

日本のように礼金はありませんので、契約に不安がある方は日系の

不動産会社を あたるのも安心です。

 

日本人が住む物件の種類は主に4種類

 

 

①コンドミニアム

日本人に人気の分譲賃貸マンション。 こちらでは新築物件の場合

スケルトンで物件が売買され、 オーナーがリフォームして賃貸に出す場合が多いので、

同じコンドミニアムでも水回りの設備からお部屋によってちがう場合が多く、

家具無しと家具有り、両方のタイプがあります。【予算約1500RM〜5000RM】

 

 

②サービスアパートメント

法人が経営するマンションです。通常のコンドミニアムより

割高ですが、 メイドサービス、NHK視聴料、光熱費用等が含まれている場合も多く、

短期〜1ヶ月単位で滞在することが可能。滞在する長さにより値段が前後します。

【予算約3500〜8000RM

 

 

③リンクハウス

借家です。日本の長屋の様なスタイル。隣同士くっついています。

外から見るよりも広々していて、駐車スペースや裏庭などもあり。 コミュニティーに

よって、ガードマンを常駐させたりしています。 何れにしても家のメンテナンスは

自分でおこなわなければいけないため、 初めてマレーシアに来る方にはお勧めしません。

【予算約1500〜3000RM】

 

 

④ゲートコミュニティー

主に高級な一軒家のお屋敷を指します。 エリアは塀で区切られていてガードマンも常駐。

マネージメントオフィスもあるので、犬を連れた駐在員が ゲートコミュニティーを選択

する場合も。

【予算5000〜10000RM】

 

 

お部屋探しのポイント

①通勤・通学・買い物の利便性 日本の様に交通インフラが整っていないので

車での移動が多くなります。途中渋滞も考えられるので、 通勤・通学・

買い物の事を第一に。

 

 

②セキュリティー 家族には非常に気になるポイント。 保安体制や物件管理の状況は

お部屋を借りる前に必ず確認を。 周辺の治安も必ずチェックしましょう。

 

 

③設備 水回り等のトラブルなどが多いので、借りる前に水道の状況は

しっかり確認しましょう。不具合があればその場で修理の交渉を。

 

 

④子供の遊び場やプール周りの環境。 お子様がいる場合は周りの道路環境、

プールの見晴らしなども考慮しましょう。 コンドミニアムの遊具は屋根付きの

所もあり、雨期などには便利です。 お子様の年齢によって環境を選びましょう。

 

 

 

 

物件を見て気に入った場合、 契約に進みます。契約時のチェックポイント

マレーシアでは不動産エージェントの仕事=仲介のみと言う場合がほとんどです。

あとでトラブルになる前に、最低でも以下の条件を書面にてクリアにして

おきましょう。

 

 

①契約期間 通常1年か2年。契約した年数の間は双方に契約義務が発生します。

途中で引っ越しをしたくなった場合にも契約中は支払いの義務がありますので、

ご注意下さい。1年未満で引っ越しをする場合はサービスアパートメントの

選択が 安心です。

 

 

②備品の項目 エアコンや家具、電化製品、鍵のリストを予め作成してもらいましょう。

作成しない業者も多くいますが、手書きでもあったほうが安心です。

 

 

③トラブルの際の修理について オーナーが修理するべきもの、自分で修理すべきものを

予めクリアにしておきましょう。通常故障したものは借り主が修理する場合が 多い

のですが、オーナーによっては修理してもらえる事も。 事前の交渉がたいせつです。

安い値段であれば自己負担でも早い方が良いと思う場合はオーナーやエージェントに

普段使っている水回りの修理業者や電気屋さんの番号をもらっておくと便利です。

 

 

④家賃の支払い日、振り込み口座の確認 通常家賃の振込はキャッシュデポジットと

いう方法をとります。 これは日本の振込と違い「他人の口座に入金する」という形

になるため、 誰がお金を入金したかわかりません。 キャッシュデポジットで家賃を

支払う際には必ず「レシート」を保存しましょう。 レシートをコピーしてオーナーに

メール添付をすると安心ですね。 気になるポイントがクリアになったら契約書を作成し、

オーナーと1部ずつ保管します。 契約書には日本と同様に印紙(STAMP)が必要。

印紙代は家賃によって異なり、80RM〜200RM前後かかります。
双方のサインが済んだら契約完了! 通常は月初めからの契約になりますが、 今住んでいる

テナントがいなければ、早めの引っ越し入居も 口頭で交渉しましょう