icon-plane マレーシアで2000頭以上の野生動物が交通事故死、絶滅危惧種も含む

マレーシアで2000頭以上の野生動物が交通事故死、絶滅危惧種も含む

 

2012年以来マレーシアで、2千頭以上の野生動物が交通事故で亡くなったことがわかったと、マレーシア国営ベルナマ通信が伝えた。(マレーシアマガジン=リー・リン)

 

 

マレーシアで過去5年間、2,130頭の野生動物が車にひかれて死亡したと、マレーシア天然資源環境省のハミム・サムリ副大臣が明らかにした。今年の最初の9カ月間だけで212頭の野生動物が死んだという。

 

ハミム副大臣によると、轢死野生動物の大部分は、マレーバク、マレークマ、ゾウ、ヤギ、トラなど絶滅危惧種の動物だった。過去5年間43頭のマレーバクも車にひかれて死んだという。

 

一方、最新の記録によれば、マレーシアに生息していたジャワサイが絶滅したほか、スマトラサイ、マレートラ、アリクイ、バンテンはもう絶滅寸前まで追い詰められたという。

 

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記事掲載日時:2017年11月23日 08:24