icon-plane マレーシア日本国際工科院(MJIIT)の前院長が、JICA理事長賞を受賞

マレーシア日本国際工科院(MJIIT)の前院長が、JICA理事長賞を受賞

 

国際協力機構(JICA)は、マレーシア日本国際工科院(MJIIT)の前院長に、JICA理事長賞を授与した。

 

11月16日、国際協力機構(JICA)は、マレーシア日本国際工科院(MJIIT)の前院長に、ICA理事長賞を授与した。

 

MJIITは、2011年にマレーシア工科大学(Universiti Teknologi Malaysia:UTM)の下に設立された教育機関。マレーシアに研究講座中心の日本型の工学教育を導入することを目的に、日本とマレーシアの政府間で作られたプロジェクトだ。一方、国際協力機構(JICA)では、円借款の供与を通し研究機材の調達を整備するとともに、教育・研究の支援をしてきた。

 

開校後7年が経過し、機械精密工学、電子システム工学、環境・グリーン技術工学、化学プロセス工学、技術経営、防災の5分野で1300名の学生が在籍し、多くの卒業生が日系企業などで働いている。

 

MJIITの前院長Professor Datin Dr. Rubiyah Binti Yusofは、2014年から 4年間にわたり院長を務めるほか、日本の大学との共同学位プログラムや日本企業による冠講座を立ち上げる等、日本の教育機関や民間企業との関係強化に取り組んだことが評価された。

 

記事掲載日時:2018年11月19日 13:55