マレーシアは、他の東南アジア3カ国(タイ、インドネシア、フィリピン)の中で、モバイルネットワークが最も速く、最も通信安定性があることが分かった。2月4日、ZDNetが伝えた。
モバイル品質測定会社Tutelaのレポートによると、マレーシアはタイ、フィリピン、インドネシアよりも高速で安定性のあるモバイルネットワークを提供している。マレーシアに続き、タイが2位となり、以下インドネシア、フィリピンと続いた。
マレーシア国内についてキャリア別にみると以下のような結果となった。
Celcomは、4Gカバレッジに関して他の通信事業者よりも優れている。そのLTEネットワークはすべての主要都市を網羅し、東マレーシアのほとんどの人口密集地にまで及んでいる。 3Gのカバレッジは、マレー半島の内陸部および東マレーシアの農村部に浸透している。
MaxisもDiGiも、Celcomには及ばないものの、いずれも東マレーシアと西マレーシアの最大の都市をカバーしている。Maxiはまたマレーシア国内の小さな島々で特に優れた3Gサービスを提供している。
U Mobileは、今年の半ばまでに全人口の90%を網羅する4Gネットワーク構築を目指しているが、目下のところ4Gのカバレッジで他社に遅れていることを示している。マレー半島の西海岸以外では4Gのカバレッジはまだ不十分であり、東マレーシアではそれが顕著とのことである。
なおマレーシア国民はモバイルデータ利用率において最もヘビーユーザーであることも判明している。
https://www.zdnet.com/article/malaysia-has-fastest-mobile-network-in-south-east-asia-tutela/?fbclid=IwAR246fVKtCK3Wzw6A1LJbdTMfJDvPznXX0B5hRGW1bFFNlXj0s9ZQ14BfaU
記事掲載日時:2019年02月18日 17:06