各種ビザの申請

パスポートの次に大事なビザの申請

外国人として避けては通れないのがビザの問題。ここでは、マレーシアの長期滞在に必要なビザの申請方法を紹介します。なお、マレーシアのビザの規制はよく変わるので、その都度、会社や学校に必要書類を聞きながら用意するのが良いでしょう。

マレーシア長期滞在ビザについて

マレーシアに長期滞在するためのビザとして、一般的に知られているものは以下の通りです。

観光ビザ

ビザなしでも、マレーシアには90日まで滞在可能です。観光、外交、業務、商用目的での滞在ができます。なお、パスポートの残り期間が入国時に「6ヶ月残っていること」が重要です。

各種就労ビザ

就労ビザにはさまざまな種類がありますが、Emplyment Passと呼ばれる雇用ビザが一般的。マレーシアの会社が従業員を雇用するために出すビザで、基本的には会社側が手続きを行います。業務内容によって、1年、2年などの期間があります。通常、家族を帯同することが可能です。

このほかに、Professional Passと呼ばれる短期雇用のビザもありますが、こちらは家族の帯同ができない場合があるようです。

学生ビザ

マレーシアで大学に通ったり、インターナショナル・スクールにお子さんを通わせる場合のビザです。年齢制限があり、6歳から35歳と言われていますが、この制限外でも取れる場合があるようです。このビザは基本的に学校を通して取るものですので、学校に確認してみてください。また、一人につき、保護者1人のビザも出ます。

  MM2Hビザ

一定の金額をマレーシアの現地銀行に貯金すること、一定数の収入があることの照明などを条件に与えられる、最長10年間の長期滞在ビザです。許可があれば更新することもでき、また家族を帯同することも可能です。

2019年版 マレーシア長期在在ビザ「MM2H」のメリットとは

ビザはエージェントに頼むのが一般的

マレーシアには多くのエージェントが存在します。学生ビザや就労ビザは、基本的には学校ないし会社が申請します。ビザが間に合わずに一度外国へ出国するコストもかかるため、十分下準備をしてから申請をしましょう。

ビザの申請の際に必要な書類は、欲しいビザの種類によって違います。学生ビザであれば学校からの在籍証明レターが必要、MM2Hであれば、さらに財産証明や健康診断証などが必要に。戸籍証明の英文訳はどのビザ申請にも必要なので、これは大使館に在留届を出す際に作成をしてもらうと便利です。

駐在員や現地採用の社会人がワークパーミットを取る場合は会社が申請する場合がほとんどですが、一方で、ビザ申請の知識がない会社も多く存在しますので、マレーシアで勤務をする場合は会社にビザ申請の知識があるかどうかを確認しましょう。
 
※日本の役所で得た書類は、在マレーシア日本大使館で英訳が可能です。在留届けを提出の際には、「日本の運転免許証の英訳」「戸籍抄本の英訳」などを大使館に依頼すると便利です。
 
大使館英訳リンク

比較的空いているシャーアラムのイミグレーションヘ行ってきました。

イミグレーションは常時混んでいて、特に入学シーズンには大混雑となります。KL近郊で比較的空いているのが、PKNSビルシャーアラムのイミグレーション。ここは9時前までに到着すると、比較的空いています。
 
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イミグレーションと言っても立派な建物ではなく、あるのは商業ビルの一角。場所もわかりにくいため、まずは地上階にあるマクドナルドを目指します。

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そこからマクドナルドの壁2面の角にあるエレーベーターに乗ります。黄色と緑の看板が目印。
 
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エレベーターを下りたら写真の方向へ。
 
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到着。こちらでは受付にて、何のビザの申請かを伝えた後、番号札を持って待機します。一回目の訪問時は、この受付で書類をもらうのみ。その後書類記入や証明写真などを用意し、後日書類を提出に行きます。書類の不備があれば、また出直し、出来上がったら直接また取りに行くため、渋滞や混雑が多いマレーシアでは時間がかなり消費されます。申請自体は簡単ですが、時間が勿体ない場合はやはりエージェントに頼むのが無難です。
 
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※マレーシアのビザ申請要項は、日本と比べて非常に変わりやすく、ネットの情報だけでは正確な情報が得られない場合が多く見られます。海外滞在には非常に大切なビザ申請、個人申請にチャレンジする場合は直接プトラジャヤにあるイミグレーション本部で情報を得るようにしましょう。

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