ビザなしでマレーシア移住!短期滞在のススメ【海外移住を体験!】

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ビザなしで海外移住体験

人生一度きりなんだから、将来は好きな国でゆっくり暮らしたいと思っている読者様。ですが「海外移住」と聞くと耳障りは良いのですが、実際には文化の違いや難解な言語、現地の治安などなど、旅行ではなく「暮らす」という意味をしっか考えると、なかなか一歩前へ踏み出せないという人がほとんどと思われます。

そんな方へおススメしたいのが、ビザが必要のない範囲でマレーシアを訪れるという、いわば「プチ移住」の方法です。具体的には、「日本人のマレーシア入国については、滞在期間90日を越えず、かつ報酬等収入を目的とした活動に従事するためのものでない限り査証無しで入国できます」(在 マレーシア日本国大使館ホームページより)という制度を存分に利用させてもらうのです。

今回は、ビザなしで訪れるマレーシアでの移住体験というテーマで話を進めていきたいと思います。

短期間でマレーシアの生活環境を確かめる

ビザなしでマレーシアを訪れる場合、入国日より90日以内に他国へ出国(あるいは日本へ帰国)するという縛りさえ気を付けさえすれば、ある程度はこの国の生活環境を体感することが出来ますよ。

宿泊施設は「キッチン付き」の部屋を選択しよう

旅ではなく「暮らす」という視点で考えると、ホテルよりもアパートメントタイプの部屋が絶対におススメです。日本で言う民泊スタイルで個人から部屋を借りるもよし、あるいは語学に不安がある方は、アパートメントタイプのホテルに居を構えるのも良いと思います。

ベッドにバスルームだけという味気ないステイは、月単位での滞在の場合はもったいないです。ぜひ現地のスーパーマーケットに足を運んだりしながら、この国の生活を肌で体感してみてはいかがでしょうか。

現地のコンドミニアム視察もおススメ!

また、せっかくなので滞在中に一度は現地のコンドミニアムを視察する時間も確保しましょう。
首都クアラルンプールやペナン島、ジョホールバルなど大都市には日系の不動産会社がありますので、予め連絡をしておけば希望の条件の部屋を内覧することが出来ますよ。

また、より現地のリアルな生活が知りたい方は、下記のサイトで家探しをしてみてはいかがでしょうか。マレーシアの現地エージェントだけでなく個人所有の賃貸物件まで掲載されています。その数は日経不動産の比ではありません。内覧までのやり取りには英語を要しますが、マレーシア人の英語もネイティブではないのでお互いの意思疎通もそれほど難しくはありませんよ。

ぜひローカルフードにチャレンジしてみて!

さて、住環境のチェックと並行して、現地の食生活にもぜひ興味を持って滞在を楽しんでみましょう。オススメは、マレーシアの都市にはたいていあるショッピングセンターのフードコート。日本と変わらない清潔な店内で、マレーシア料理にチャレンジしてみては?

また、クアラルンプールの街を歩いていると日本食レストランもそこかしこで目にすることが出来ます。果たしてこれが日本食と言えるのかと疑問に思うほどのものから、東京の銀座にあっても驚かないような店構えの高級店まで、その種類は豊富。マレーシア料理に少し飽きてきたら、優しい日本の味を体験するのも良いと思います。

日本人会の情報もチェック

そしてもう一つ、マレーシアの日本人コミュニティへの参加も検討してみてはいかがでしょうか。特に単身での滞在の場合、毎日の生活に変化を付けるという意味でも、日本人会への加入をおススメします。
クアラルンプール日本人会の加入に当たっては年会費、月会費がかかりますが、現地の生の情報をリアルタイムで取得することが出来る点はもちろん、毎日に近いほど豊富な会員活動が行われていますので、費用以上のメリットはあると思いますよ。

もっと長くいたい!マレーシアに移住したくなったら

まさに「暮らすような旅」をするイメージでノービザの滞在制限いっぱいの90日間の滞在
に終わりを迎えようとする頃には、この国で暮らすというイメージが出来上がっているのではないでしょうか。

ですが残念ながら、継続してマレーシアに滞在することは出来ません。90日間を過ぎる前に一度、第三国へ出国する必要があります。その上でさらにマレーシアに滞在したいという場合は、以下の2つの方法があります。

①さらにノービザでマレーシアに入国する

一番簡単なのが、再びノービザで入国した上で90日の滞在許可を得ること。ただしこれには一つ問題があります。マレーシア政府としては公式に発表をしていませんが、いわゆる「年間180日ルール」が存在するという点です。つまり、ノービザでマレーシアに入国する場合、1年間の合計が180日を超えてはならないという暗黙の了解みたいなものです。

②長期滞在のために必要なビザを取得する

一番確実なのは、長期滞在のためのビザを取得するという方法でしょう。
日本に帰国後改めての手続きになりますが、マレーシア独自の長期滞在ビザ「MM2H」はもちろん、就労ビザや学生ビザなど、その人のバックグラウンドに応じた様々なビザを取得することで、100%合法の滞在が約束されます。

海外旅行好きにはたまらない!マレーシア以外の国へも行きやすい

ノービザでの滞在90日間をフルに使えるとなると、首都クアラルンプールはもちろん、高原の避暑地キャメロンハイランドや、マレーシア一のリゾートアイランド・ペナン島など、マレーシア国内でもぜひ訪れて頂きたいエリアが目白押し!

加えてもちろんマレーシアと他国との比較という意味で、海外の他の国に目を向けてみるというのも魅力的です。マレーシアには格安航空会社LCCの老舗「エアアジア」が多く就航していますし、日本とは違い地続きなので「陸路で国境越え」なんてのも容易に体験できますよ。

①タイ

マレーシア側のバタワース・タイ側のアランヤプラテート間をはじめ、多くの国境経由でタイまでのアクセスが可能です。またクアラルンプール・バンコク間はLCCをはじめ各航空会社の便が豊富なため、安く短い時間で両国間の行き来が可能です。

②シンガポール

マレーシアのジョホールバルからシンガポールまでは本当に近く、ラッシュアワーを避ければそれこそ1時間程度でアクセスが可能です。距離にして数十キロですが、両国の雰囲気や物価は全く異なりますが、マレーシアで暮らす人はたびたびシンガポールを訪れ、生活用品などの買い物をしているのも事実です。ぜひ一度はシンガポールの街を歩いておきたいところです。

まとめ

ノービザでマレーシアに滞在する上で注意しなければならないことは、その期間(90日以内)に第3国へ出国しなければならないという点と、現地で就労が出来ないという点です。

この2点だけはくれぐれも注意した上で(オーバーステイ、あるいは不法就労で強制送還になりかねません)、ぜひ現地の生の暮らしを体験してみて下さいね。

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