定年後、海外移住するならどの国?海外移住者が検討する国5選

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多様なライフスタイルで海外移住者も増加中

日本で忙しく働いていた現役時代を卒業し、いよいよ定年間近という読者様!長い間お疲れ様でございました。

定年後のライフスタイルはもうお決まりですか?

年金の受給年齢の引き上げ等が叫ばれている中で、中には定年後も変わらず働き続けるという方も少なくないと思われます。あるいはそんな日本社会に見切りをつけ、物価の高い日本を脱出して生活費が安く済む海外へ移住という考えの方もいらっしゃることでしょう。

現在、特に定年前後の人にとって海外移住がひそかな人気になっているのは間違いありません。日本との物価格差を求めてというのはもちろん、中にはリモートワークで生計を立てながら現地に暮らすという強者もいれば、現地の高額な定期預金金利だけで生活しているという何とも贅沢な方も!

今回は、そんな海外移住人気の先端を走っているような、移住に際してのおススメの国5選をご紹介していきます。

海外移住するにあたって考えるべき点

日本の他の街への移住と違い、海外への移住に当たっては本当に様々な準備が必要になってきます。中でも以下の4つに関しては、海外移住前に確認すべき最重要項目として挙げられるものです。

①生活費に関して

まずは当たりまえながら「お金」のことに関して。一般的には定年後は収入が激減するわけです。年金での生活になるのか、その他の雑収入がある生活なのかは別として、少なくともこれらの収入内で生活していける国が理想であると言うことには変わりありませんよね。

②必要なビザに関して

次に確認しなければならないのが「ビザ」に関して。移住目的でその国を訪れる場合、必ず取得しなければならないものが「移住ビザ(国によって名称は異なります)」です。この取得要件が国によって大きく異なり、例えば「年金収入で月20万円以上」とか「資産で1億円以上」という国もあれば、あるいは「50万円を現地預金口座に預けるのみ」といった規制の緩い国もあります。

ご自身の条件にあった国の選択が求められます。

③言葉に関して

上記2点に関して言えば、いわば乗り越えなければならない必須の条件。そして次の「言葉」に関して言えば、その国で生活をしつつ言葉を覚えていくということも可能ではあります。ですがやはりハングルやアラビア語など日本人にとって難解な言葉の取得は一筋縄ではいかない懸念事項ですよね。

そんな中で、世界共通言語の「英語」が少しでも通用する国は、私たち日本人が比較的海外移住しやすい国と言えるのではないでしょうか。

④治安やインフラに関して

そして4つ目が治安やインフラに関して。住み慣れた日本を離れて異国の地で暮らす場合、治安がどうか、あるいは現地のインフラは整っているかというのはとても重要になるというのは言うまでもありません。

以上、4つの項目を踏まえた上で以下より海外移住に際してのおススメの国を5つご紹介していきます!

海外移住におすすめの国とは?

①マレーシア

項目 評価 コメント
生活費 ☆☆☆☆ 日本の3分の1と言われるほど物価は安い
ビザ ☆☆☆☆☆ MM2Hをはじめ移住に適したビザもあり
言葉 ☆☆☆☆☆ 英語が比較的通用するのが安心
治安やインフラ ☆☆☆☆☆ 大きな不安なく暮らすことが可能

まずご紹介するのは、財団法人ロングステイ財団の調査で13年連続(2006~2018年)で「日本人が住みたい国No.1」に選ばれている国マレーシア!生活費が日本の3分の1と言われる点や、「マングリッシュ」と呼ばれるマレーシア独特のブロークンな英語が通じる点が高評価となりました。

また治安やインフラに関しても、2020年に先進国入りを目指していると言われるだけあって近年劇的に改善がされています。夜道を歩かない、宗教的なタブー行為を控えるなど当たり前のことさえ気を付けておけば、大きなトラブルなく暮らすことが出来るでしょう。

もう1点、マレーシアが海外移住先の候補にあがる理由として、ビザの存在が挙げられます。マレーシア・マイ・セカンド・ホーム、通称MM2Hビザの存在は日本人だけでなく、諸外国の移住希望者から常に注目を浴びているのは間違いありません。

②タイ

項目 評価 コメント
生活費 ☆☆☆☆ 最近の物価高は懸念材料
ビザ ☆☆☆☆☆ タイランドエリートビザやリタイヤメントビザが充実
言葉 ☆☆☆ 大都市を離れるとタイ語のみで生活する可能性も
治安やインフラ ☆☆☆☆ 大きな不安なく暮らすことが可能

続いてご紹介するのが「微笑みの国」タイ。最近のバーツ高による物価上昇は懸念材料ですが、それでも日本とは比較できないほど安価な生活費で滞在することが出来ます。

ビザに関しては、他国より規制が緩い「リタイヤメントビザ」の存在が大きいです。併せて、年齢制限のない「タイランドエリートビザ」は、一定の金額を払えば年齢制限なくタイに滞在できるという、世界でも類を見ないビザとなっています。

ただし、言葉に関しては注意が必要です。バンコクやチェンマイなど大都市エリアでは比較的英語が通用しますが、地方ではタイ語でのコミュニケーションが必須。最初は日本人コミュニティの出来上がっているバンコク等に腰を落ち着かせ、慣れてきたら地方にも目を向けてみるというのが良いでしょう。

③インドネシア

項目 評価 コメント
生活費 ☆☆☆☆ 都市部と地方での物価格差が大きい
ビザ ☆☆☆☆☆ リタイヤメントビザの利用価値は大!
言葉 ☆☆☆ 都市部以外では英語は通じないと考えた方が無難
治安やインフラ ☆☆☆☆☆ 地方ではインフラが整っていない場所も

日本人が多く住む首都ジャカルタと一大観光地バリ島では、暮らす上で大きな違いがあります。第一に宗教の点に関して。前者が厳格なイスラム教であるのに対し、後者は「バリヒンズー」と呼ばれるような、独特の宗教観が根付いています。

宗教の違いは、イコール移住する上での生活の仕方に大きな影響を与えると言うことが出来ます。食べ物や飲み物、娯楽等で様々な制限があるのを甘んじた上で、この国での生活を考えなければなりません。

違いという意味では、この国ほど都市部と地方の格差が大きな国もそうはありません。世界有数の島嶼国家インドネシア。首都ジャカルタから少し離れれば1食200円程度で食べることの出来る食堂もあれば、一方で雨季の際は頻繁に道路が水没しインフラが寸断されている状況もしばしば。

条件面に目を向けてみると、55歳以上で一定の資産条件が求められる「リタイヤメントビザ」があることは注目に値します。

④台湾

項目 評価 コメント
生活費 ☆☆☆ 日本の半分程度の物価のイメージ
ビザ ☆☆☆☆ ビザランという形で移住が可能
言葉 ☆☆☆☆☆ 英語の通用度はアジアでも有数です
治安やインフラ ☆☆☆☆☆ 日本と同様の安心した生活を送ることが可能

親日家が多いことで知られる台湾。日本からのアクセスもよく、思い立ったらすぐ日本に帰国できる点でも海外移住先の一つとして人気です。物価も比較的安く、日本と変わらない生活が出来る点でも安心ですよね。

台湾への移住に当たっては、本来必要な「移住ビザ」が必要ないのも大きな魅力です。厳密には相応しいビザ自体は存在するのですが、手続きの猥雑さや費用等を踏まえ、台湾に住んでいる日本人の多くは「空港到着時に発行される90日間滞在可能なビザ」で滞在をしているのが実情です。つまり一度入国して90日後に出国し、また入国して90日間滞在可能なビザを取得…の繰り返しで滞在するのです(ビザランと言います)。

台湾はLCC路線が豊富ですので、費用対効果のバランスを踏まえても、この方法が成り立つと言うことが出来ます。

⑤フィリピン

項目 評価 コメント
生活費 ☆☆☆☆☆ 今回挙げた5か国の中では一番物価が安い
ビザ ☆☆☆☆☆ 35歳以上ならハードルは低い
言葉 ☆☆☆☆ 英語の通用度は比較的良い
治安やインフラ ☆☆☆ 台風など自然災害の可能性も考慮に入れること

最後にご紹介するのが東南アジアのフィリピン。格安な物価、英語の通用度などにより多くの日本人が首都マニラやセブ島に移住しています。秋の台風の時期や最近では火山噴火のニュースなど、自然災害という点では懸念事項がありますが、それを補って余りあるのが、フィリピンのビザに関してです。「クオータビザ」、「SRRV」、そして「APRV(APECO特別永住権)」と3種類の永住権ビザが申請・取得できるのです。

それぞれの違いはここでは割愛しますが、共通して言えるのが「フィリピンのビザはお金で買うことが出来る」という点。フィリピンという国に経済的な利益をもたらす外国人は、優先的に永住権を与えるよという、とても明快な国の政策がとられています。

まとめ

今回挙げた5つの国に関しては、物価やビザ、言葉、治安など定年後に海外への移住に当たって検討する上で、とても魅力的な国であると言うことが出来ます。

その上でやはりまず一度は現地に足を運んだ上で、その国で生活していけるかどうかのイメージを付けることが肝要です。

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