マレーシアの物価は本当に安い?よく聞く噂の真相を現地レポート

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日本の物価の3分の1って本当?

一般的に東南アジアの国々の物価は日本よりも安いと言われており、マレーシアとて例外ではないというのが広く認識されていますよね。 ただ、一概に安いとは言っても実際にはどれほど物価が安いのでしょうか?巷ではマレーシアの物価は日本の3分の1程度と言われていますがそれは果たして本当なのでしょうか?逆に日本よりも高価なものとかはないのでしょうか? 今回はそんなマレーシアの物価事情について旅行目線を越えて生活目線で、食品価格を中心に徹底解説していきます。

クアラルンプールの日本人御用達スーバーに潜入!

名称 特徴
伊勢丹 クアラルンプール市内に4店舗あり、最も日本人に重宝されている。お土産にも推奨される。
AEON 同じく日系で、クアラルンプール市内にはエリアごとに店舗があるほど多くの店舗を持つ。
Village Grocer ローカルスーパーではあるが実は日本食品の扱いはAEONより富む
Jaya Grocer こちらもローカルスーパーではあるが日本食品などのラインアップが極めて充実している
Kiara Supermarket 日系ではないが本格的なローカルスーパーで、日本食品などの扱いにも富む
Japan Grocer 新興スーパーで、日本食品などに特化した売り場が特徴的
TTDI Market マレーシアでは貴重な豚肉を扱っている

マレーシアで実際に生活するとなると旅行の時とは違い、日本食など、日本のものが恋しくなる時期が遅かれ早かれやってきます。そこでマレーシアで生活する上で知っておきたいものの一つに、日本食材全般の価格を挙げる方も多くいらっしゃいます。 それを知るためにまずはクアラルンプールの日本人御用達スーパーを知ることから始めましょう。 実はクアラルンプール市内には日系百貨店など、日本食品などを扱っている店舗は多いです。例えば伊勢丹(Isetan)だけでもなんと4店舗もあります。また、日本人が御用達にしているのは日本食品を扱っているところに限りません。そもそもイスラム教徒が多数派を占めているマレーシアにおいて豚肉を購入する機会は極めて限られますので、TTDI Marketのように豚肉を扱っているところはとても重宝されます。

日本からの食品は高い

日本食品 マレーシアの価格 日本の平均的価格
日本産ほうれん草 約600円 約150円
日本産ネギ 約450円 約150円
日本産ゴボウ 約450円 約200円

いくら物価が安いとは言われても現実として全てに当てはまるわけではありません。その最たる例が日本食品の価格でしょう。 上記のテーブルに示した通り、日本産のほうれんそうやネギ、ゴボウなどは日本では考えられないような価格になっています。日本からの輸入食品は全体的にどうしても高くなる傾向が見られます。ほぼ銀座のデパートで買い物するのと違わないと言っても過言ではないでしょう。 ただし、比較的安く日本食品を手に入れたいのでしたら日系百貨店にこだわらずに、Jaya Grocerなどのように日本食品を扱っているローカルスーパーを利用するのもおすすめです。

クアラルンプールのローカルスーパーにも行ってみた

先述したようにいくら物価が安いと言われているマレーシアではあっても日本からの輸入食品はむしろ高いということが分かりました。 それでは切り口を変えて日本食品にはこだわらず、ローカルスーパーに目を向けてみることにしましょう。ただし、ローカルスーパーとは言っても侮るなかれ、中には日系百貨店も顔負けな品揃え充実のスーパーもありますよ。

名称 特徴
Giant 住宅地に近い場所を中心に多店舗展開しており、とにかく安い。かわりに鮮度などについてはイマイチなところが否めない
Jaya Grocer ローカルスーパーの中では個性派を極め、日本食品を始めとした輸入食品にも富む
Village Grocer ローカルスーパーではあるが日本食品を始めとした輸入食品も豊富で、品質管理なども良好な印象
Kiara Supermarket 日本からの輸入食材にも富むローカルスーパー。日本米も買える
TTDI Market 豚肉を買える数少ない店のひとつで、全体的に安いのも魅力
Hero Market 鮮度管理に優れ、豚肉も買える
Ben’s Independent Grocer(BIG) 高品質な食品で人気を集めるローカルスーパー

現地の食品は驚くほど安い

品物(青果)
※100g or 1本・個
マレーシアの価格 日本の平均的価格
レタス 15円 約150円
キャベツ 12円 約150円
ニンジン 20円 約50円
トマト 7円 約90円
マンゴー 36円 約1,000円
スイカ 8円(1カット) 約1,000円
バナナ 30円 約150円(1房)
ドラゴンフルーツ 30円 約1,200円

野菜などの青果食品の価格を見てみましょう。日本産野菜については日本でも考えられない高さが印象的でしたが、これがいざマレーシア国内産になったとたんに、今度は日本では考えられないような安さになりました。 ここまで見るとなにひとつとして100円を超えるものがないどころか、50円すら超えていないのです。確かにこの現実を踏まえると、少なくとも青果食品については日本の3分の1程度の価格になっているとは言えそうです。

品物(肉類、インスタント食品など)
※100g
マレーシアの価格 日本の平均的価格
鶏むね肉 60円 約90円
豚肉 80円~120円 約150円
牛肉 150円 約200円
インスタント麺 130円 約150円

続いて肉類とインスタント食品の価格も挙げてみました。さすがに青果食品とは異なって全体的に60円~100円台の値段が並んでいますが、日本と比較するとまだまだ安いですよね。大まかに捉えると日本の3分の1~3分の2程度の価格と言ったところでしょう。 ただし、イスラム教徒が多数派というお国柄、豚肉については入手できても割高である場合も少なく、いかに安く買える店を見つけられるかがカギになります。安さでいえばTTDI Marketが最も無難です。「Shabushabu(しゃぶしゃぶ)」と言えばそれに見合った加工をしてくれますよ。

アルコールは高い!

品物(アルコール) マレーシアの価格 日本の平均的価格
ビール(6本) 960円 約800円
ワイン 2,200円前後 約1,000円~

先述したようにマレーシアはイスラム教徒が多数派を占める国。豚肉がなかなか入手しにくいのと同様に、アルコールもまたイスラムの教えにおいて禁忌とされています。 そういったお国柄である以上、マレーシアでアルコール飲料を購入しようとするとどうしても高くつきます。例えば日本では600円台から800円程度で6本買えるビールですが(もちろん銘柄によって異なりますが)、マレーシアでは割高です。 ただ、マレーシアは多民族国家ですし、イスラム教徒以外にも中華系住民やインド系などをはじめとする非イスラム人口も多いので、完全に手に入らないというわけでもないのが救いです。 ちなみにマレーシアには少ないながらもノンアルコールビールも存在します。値段も手ごろでつい手にとって見たくなりますが、味は正直オススメできません…。アルコール好きの方にとってはマレーシアでの生活は割高になると考えて良いでしょう。

まとめ

今回は主に食料品の価格を基にマレーシアの物価事情について解説しました!外国からの輸入食品(日本食品)やアルコール飲料については日本以上に割高と言うことが出来るでしょう。一方で国産食料品については日本のほぼ3分の1程度の価格というのは間違いではなさそうですよね。 ただしマレーシアの物価は日本以上に変動が激しく、ちょっとしたきっかけで物価が上昇する印象があります。今回の具体的な値段等はあくまで参考程度にとどめることをおススメします。