マレーシアの自動車保険ーー友達を載せる場合には注意をーー

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マレーシアで必ず加入しておきたいのが自動車保険。マレーシアには日本と違って自賠責保険はなく任意保険のみ。多くの保険会社が対人賠償保険、対物賠償保険、車両損害保険のセットを販売しています。

 

マレーシアの自動車保険はどうなっているの?

 

マレーシアの自動車保険は、日本と似ていますが、自賠責保険がない点と、搭乗者傷害保険のあり方がかなり違いますので、注意が必要です。
基本的には以下のような構成になっています。

 

対人賠償保険 自動車事故で他人を死傷させた時に支払われます。
対物賠償保険 自動車事故で他人の財物に損害を与えた時に支払わられます。
車両損害 契約車両が衝突、火災、盗難などの事故によって損害があった場合に支払われます。

 

今回は、保険の注意点について、マレーシアマガジンのスポンサーでもあるThreesixTsolutionsの永井美香さんに教えてもらいました。

 

「搭乗者傷害保険」がついていないことに注意を

 

注意したいのが、日本では一般的にある「搭乗者傷害保険」が付いていないこと。
例えば、日本から来たお客さんを乗せたり、子供の友達をちょっとついでに学校に送っていく、といったことは、よくあるのではないでしょうか。しかし、もしその人が事故で損害を受けた場合には、対人保険ではカバーできず、保険金の支払いができないのです。

 

そのため、同乗者に対する責任は、「搭乗者に対する賠償責任特約」をつけることでカバーします。

 

ところがこの「搭乗者に対する賠償責任特約」。よく見ると、「運転者が被害者に対して追う法律上の責任をカバーします」とあります。

 

「これは、被害者が裁判で訴えを起こさないと、保険金が支払われません。法律上で決まった時だけ、その損害賠償金額を払いますよという保険なのです」
と永井さん。そのため、日本から短期で来ているお客さんを乗せる場合には、現実的ではない可能性もあります。(保険会社によっては、これをカバーするための追加保険を出しているところがあります)

 

マレーシアで注意すべき特約とは

 

なお、この他にも特約をつけないと、支払われないものがあります。どんなものがあるのか聞いてみました。

 

・窓ガラス担保特約 他人のいたずらや石の飛来などで窓ガラスが破損したときにカバーします。この特約があると無事故割引を失うことがありません。
・ストライキ/暴動特約 ストライキや暴動などによる損害をカバーします。
・付属品特約 カーステレオの盗難や破損をカバーします。
・搭乗者の第三者に対する賠償責任特約 同乗者がドアを開けたときにバイクとぶつかってしまった、というような内容を担保する特約です。

 

知っておきたい免責の特約

 

マレーシアの車両保険は車両に付いている性質で、基本的に免責金額を支払えば、証券に記載がない運転手が運転した場合でも、保険金が支払われます。もし、自分の妻や友人などが運転しているときにも、この免責金額を支払わなくて済むようにしたければ、「強制免責除外特約」をつけて、追加料金を支払うことで、運転者の氏名を追記できます。

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