マレーシアで就職するなら?日本人に人気の職種をご紹介します

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マレーシアでは日本人の現地採用が増えています

多民族国家のマレーシアはアジア有数の移民大国でもあり、魅力ある移住先としても注目されています。また日本人にとっては、海外就職先としても注目されている国であることをご存知でしたでしょうか?

マレーシア国内には200万人以上、つまり総人口のおおよそ14.5%にも及ぶ外国人労働者が滞在しているとされています。そのうち日本人人口はおおよそ24,400人にも及びます。

マレーシア国内の日本人人口については近年右肩上がりの増加傾向を見せており、駐在員だけではなく、現地採用された若手人材やセミリタイア後のベテランもその中には多く含まれています。

中でも特に増加傾向を見せるようになっているのが、後者の現地採用組です。

今回はマレーシアでの就職に当たって、人気の職種や気になる語学力の必要性なども見ていきましょう!

マレーシアの会社にはどう言った仕事がある?

海外での就職を検討するに当たり、何よりもその国で日本人が就ける職種としてどのような仕事があるのかを把握することが第一歩になります。まずはマレーシアで人気の高い企業群を下のテーブルを使って、10種類紹介していきましょう。

企業群 特徴
生命保険、損害保険会社 在留邦人が多いことから医療サービスなどで進出企業数が多く、募集している職種としては営業スタッフやコンサルタントが中心になる。
日系クリニック 在留邦人が多いだけあって日本人向けを中心とした日系クリニックも多く、医師・看護師・医療事務など募集している職種も広い。また、給与は駐在員相当の水準の場合も。
留学エージェント マレーシアへ留学する学生や社会人に対して入学手続きなどでサポートする「留学コンサルタント」を中心に募集している。他にもイベント運営などを行うマーケティング職を募集しているところもある。自身の海外経験が高く評価されやすい傾向がある。
アウトソーシング企業 コールセンターなどの業務が中心で、募集職種としてはカスタマーサポートやヘルプデスクが中心。給与はそれほど高くないが、福利厚生が充実している場合も。
不動産会社 日本人向け物件紹介などが中心的な業務で、募集の際に業界経験・語学力を不問としている場合が多く、条件としては厳しくはない。給与面ではアウトソーシング企業に似る。
日本料理店 KLなどを中心に日本人が多く居住していることから日本料理店も多く、日本人スタッフを募集しているところは多い。
商社 日系製造業向けなどに多くの商品を取り扱う性格上進出している企業が多く、募集している職種も広い。ハイクラスのポジションも狙いやすい特徴がある。
メーカー 最も日系企業の進出が多い分野で、募集している職種も幅広く、福利厚生も充実している。
会計事務所 日系企業のマレーシア進出を支える性格上、会計・財務などのコンサルを行う人材の募集が多く、会計士などの資格を持っていると給与アップに期待できる。
IT企業 募集している職種が幅広く、開発からIT及びWebコンサルタントまである。経験値次第で給与アップに期待できる。

海外経験が少ない人にもおすすめの職種

マレーシアでの就職活動に当たっては、中には海外経験や英語力が必要なものもあります。例えば留学エージェントは海外経験が求められやすい一例になっていました。

一方で、業種によって海外経験が少ない人(極端な話新卒採用枠もある)にもおすすめな職種について、下のテーブルを用いながら解説していきます。ただし、海外経験が少ないとは言っても英語力が必要ないかというとそうでもないことに留意してください。

職種 特徴
営業職 マレーシアでの就職で最も募集が多い職種で、日系企業向けの営業活動が中心。社内コミュニケーションのためにある程度の英語力が求められることが多い。
経理・人事・総務 日本拠点とのリレーションが求められるため、求人数が多い。海外経験はあまり問われないがその代わりに日本での実績や資格を大いに活かすことができる。社内コミュニケーションのためにある程度の英語力が必要。
カスタマーサポート、事務 海外経験がなくても社会人経験が2~3年あれば応募できるという比較的低いハードルが特徴。稀に業界経験も不問としているところもある。
飲食・旅行などのサービススタッフ 応募者が近年増えている職種で、コミュニケーション能力が鍵を握る。海外経験は必ずしも問われないがそのかわり、特に旅行業の場合はツアー会社などとのやりとりから英語力が必要になる。
ITエンジニア、マーケティング IT企業の進出も増えている現在のマレーシア。IT業界での経験が生かせるエンジニアやマーケティング(Webマーケティング)職の応募が増えている。
企画・管理系職種 現地法人の経営を担うポジションで、事業拡大などに際して求人が発生する。海外経験は必須ではないが、外国人管理職やスタッフとのコミュニケーションに英語力が求められる。
士業・コンサルタント 関連業務の経験があるか資格を持っていると海外経験を問わず応募しやすいという特徴がある。
施工管理 マレーシア国内に限らず、周辺国の建築プロジェクトを管理する職種。海外経験が少ないにしても5~10年以上のサブコン・ゼネコンでの経験が求められる。
日本人向け教師(講師) 日本人児童生徒向けの学習塾で教師(講師)の求人が多い。
その他専門職 海外経験が少なくても日本でのノウハウを活かしたいという人には推奨できる。

実際のところ海外経験が少なくても応募できる職種は多く、むしろ日本での業界経験や資格などを活かせるところが多く見受けられました。ただし、全体的に海外経験は問わなくても英語力については一定程度あることが求められている職種も多かったのも特徴的です。

英語が苦手でもできる仕事

これまで見てきたところ、英語力が一定程度求められる職種が多くなっていましたが、果たして英語が苦手な場合であってもマレーシアで就職することはできるのでしょうか?結論から言えば実は可能な仕事もあります。

そんな英語が苦手な方向けの仕事についてこれから下のテーブルを用いながら解説していきます。

仕事 特徴
コールセンター 日本からの問い合わせへの対応が主業務になる業務柄、英語力は必ずしも求められない。
飲食スタッフ 在留邦人が多いのと同様にそれだけ日本料理店もマレーシアには多いです。そのため、日本語のできる日本人スタッフはむしろ重宝されています。
日本人向け塾講師 日本人の児童生徒が教育対象になるので基本的に英語力については不問であるのがほとんど。

コールセンターのカスタマーサポートやヘルプデスクについては、英語力は必ずしも求められません。その代わりに給与はそんなに高くないという点は考慮すべきでしょう。そのため、マレーシア就職の第一歩でコールセンターに就職し、その間に並行して英語力を磨いてキャリアアップを図るという方も多いです。

他に可能であればある程度の英語力が欲しいのが飲食スタッフで、日本人以外を接客する場合に避けて通れないためです。語学に苦手意識をお持ちの場合は、慣れるまでは日本語ができる人が複数いる店から始めるなどすることを推奨します。

日本人向けの塾講師については、極論を申し上げれば、英語を教えない限り英語力は全くと言っていいほど求められないと見ていいです。ただし、全くできないようでは日常生活に支障が出るので最低限の英語力があった方が心強いです。

まとめ

マレーシアでの就職に当たっては、海外経験が少なくても応募できる職種が多いものの、英語力がある程度求められる場合が多かったですね。少ないながらも英語が苦手でも応募できるものもありましたが、マレーシアで就職する際にはある程度の英語力を身に着けた方が無難のようです。

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