華人のいる所に関帝廟あり。
中国でも一番愛されている三国志の人物・関羽雲長。
クアラルンプールの関帝廟はパサール・セニ駅から徒歩圏内、
国際都市らしくヒンズー教寺院の斜め向かい側に位置しているこちらの関帝廟。
今は武神として、そして商売の神様として祀られている関羽は、やはりマレーシアでも
至る所に奉られています。ここはKL観光でも1番有名な寺院の1つ。
門を入ると中庭には線香が立ちこめていて
古き良き中国文化の一端を垣間みる事が出来ます。
手前に見えるのは渦巻き状の珍しい線香。光が差し込む中庭に立ちこめた煙は
エキゾチックな雰囲気が満点です。
こちらは華人にとっては毎日の祈りの場ですが、
旅行客でも気軽に入る事が出来ます。
奥の受付で線香を買う事が出来るので、
商売をされている方は是非この機会にお祈りしてみましょう。
寺院内には至る所に線香を供える場所があります。
いずれの場所にも3拝してから線香も3本供えます。
他にも地元の華人は「焚紙炉」(ふんしろ、紙の焼却炉)という炉で大量の紙銭を燃やし、
冥界にこの世の金を送金するのだそうです。日本とは違う金銭観がおもしろいですねー。
世界中で奉られる関羽・関帝廟。中の設えや様式も、地域によって様々。
中華街を訪れる事があれば、是非立ち寄ってみては如何でしょうか♪
【関帝廟】Guandi Temple
LRTクラナジャヤ線 パサール・セニ駅徒歩8分
Jalan Tun H S Lee, KL
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