マレーシアの宗教について

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他宗教にも寛容なマレーシアは、イスラムのモデル国家と呼ばれています。

 

マレーシアの国教はイスラム教となっており、主にマレー系の住民を中心に広く信仰されている。中国系では仏教が多く、インド系にはヒンズー教徒が多い。なおマレーシア政府はオラン・アスリなどの先住民族も基本的にムスリムとして扱っている。多民族国家のマレーシアでは、その他にキリスト教を信仰する中国系・インド系マレーシア人もいる。

 

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イスラム教徒と婚姻関係を結んだ場合、非ムスリムも必ず改宗が求められるため、マレー系住民と結婚する他民族は少ないと言われている。
インド人移民の中にはムスリムに改宗した家族も多く、その人達はママックという名称で知られている。

 

それぞれの宗教が共存しているマレーシアでは各宗教ごとの祝日があり、ある民族が休みの間には、他宗教の民族がそれを補う勤務体制が自然に成り立っている。ラマダン(断食期間中)には、学校の食事の時間、ムスリムの生徒は図書館で自習できるように配慮がされている。

 

参考記事

ラマダン(断食)への配慮

ハラルについて

最低限覚えておきたい宗教上の社交マナー

 

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