Bayu Lestari Island Resort(バユ・レスタリ・アイランド・リゾート)
Bayu Lesteri Island Resort(バユ・レスタリ・アイランド・リゾート)は、ジョホールのベサー島(Besar Island)に2018年3月にオープンしたばかりの新しいリゾートです。
ジョホール・バルから2時間半ー3時間の場所にある、ジョホール州のメルシンから船が出発。そこからモーターボートで約30分。ホテルの前の桟橋にモーターボートが停泊。桟橋を歩くとすぐロビーのある母屋です。砂浜の眩しい白と、海の水の透明感。裏に見えるジャングルの丘。リゾートに来たなーという感じがします。
広い敷地には、ロビーとレストランのある母屋、最大20人が泊まれるバンガローと、2人が泊まれるコテージが点在しています。目の前は白砂のビーチですが、コテージにはあえて山側に村を模して作ったものもあります。
バンガローは数種類、それぞれ2人ー20人宿泊の大きいものまで、用途に応じて選べます。
木をふんだんに使ったバンガローは、寝具はパリッとして清潔。バスタオル、シャンプー、フォームなど、アメニティはごくシンプルです。
静かな白亜のビーチが目の前
ビーチはひたすら静かでブランコが揺れているだけで、マレーシアのビーチリゾートによくある、バナナボートやパラソルも見当たりません。
ホテルの敷地は広く、草原にブランコやハンモック、何に使うのかわからないオブジェなど置いてあるので、子供たちはここを駆け回るだけでも楽しそうです。
何よりも素晴らしいのは、透明度の高い海の水と、白い砂浜。砂浜にはカニや魚がいましたし、運が良ければ、ウミガメも来るそうです。
海岸沿いに海の水を引き入れた子供用の遊び場を作る予定があるそう。また、夜は砂浜に膜を張って、プロジェクターを持ち込み映画を上映したり、地元の男性コーラスが、宿泊客の誕生日を盛り上げるために歌ってくれたりします。
ホテルの真ん中を一本の歩道が通っています。この道はちょっとしたハイキング・コースになっていて、隣のホテルまでは、歩いて5分くらいかかります。
自転車やシュノーケルの道具はホテルで貸してくれるそうです。
食事はブッフェ。バーベキューも
食事は基本ブッフェ方式。私たちは1日目のハイティー、夕食、そして朝食をいただきましたが、ハイティーはアサム・ラクサや東海岸名物の魚のすり身を揚げたレコー(Lekor)などのローカル料理。揚げたてのレコーはスナックのようで香ばしかったです。
夜は海辺でのバーベキュー。鶏肉、牛肉、ラム肉、サテーなどのバーベキューのほか、フライドライス、とうもろこし、サラダ、フルーツなどが選べました。ただし、お酒の提供はありません。
朝食はマレーシア料理のブッフェ。ここのナシ・レマはカリカリに炒めたイカン・ビリスとナッツ、辛すぎないサンバル、ご飯の炊き具合といい、絶品でした。飲み物は、コーヒーとテータリ(両方とも砂糖が入っています)でした。ぜひ試して見てください。
ひたすら何もないことを楽しむホテル
ここには、Wi-Fiも売店もありません。電話のアンテナはあるので、3G回線などがあれば、インターネットをすることは可能です。
リゾートにはお酒を出すところがないので、お酒を飲みたければ、他のホテルまで歩いて行ってください、と言われました。
そして、周辺にも土産物屋などはなく、それぞれのホテル付属のバーやミニマートくらいしか、お金を使う場所はなさそうでした。
島に来て数ヶ月になるスタッフに楽しみ方を聞きました。
「目の前のビーチではダイビング、シュノーケリング、釣りが楽しめる。運が良ければウミガメや、ジュゴン(!)、エイなどが見られるよ」
ホテルのスタッフは「ここは商業的なリゾートではなく、何もないことを楽しむホテル。情報社会のことは少し忘れてリラックスしてほしい」と言います。
もともとプライベートな島(個人が所有している)であるため、自然が手付かずで残っているのが何よりの魅力です。
Bayu Lestari Island Resort
86800 Johor, Mersin 4 Pulau Babi Besar
TEL 019-779 7455
http://bayu-lestari-island-resort.business.site/