【国立テキスタイル美術館】MUZIUM TEKSTIL NEGARA
マレーシアが出来る前から育まれ続けている 豊かな服飾文化
マレーシアと言えば「若い国」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、
実際は貿易などで栄えたマラッカ王朝を始め、昔からの豊かな文化が。
加えて多人種である事もあり、服飾文化を見ると、その多様性に驚くばかりです。
現在テキスタイルミュージアムとして親しまれているこちらの建物は
元々1905年に鉄道事務局として建築されました。
ここでは、服飾文化を通してマレーシアを学ぶ事が出来ます。
小規模ながらカラフルな色調のテキスタイルは楽しく
KLシティーギャラリーやムルデカ広場からもすぐにアクセス出来るので
女性には国立博物館よりオススメ!
館内はいくつかのブースにわかれています。
それぞれのブースでは、マレーシア先住民族の織物や絞り染めのテキスタイル、
刺繍とビーズ使いが人々を魅了してやまないニョニャスタイル、
インド系の人々が今も普段から愛用するサリースタイルなどなどが。
布の装飾に用いられる模様や、染の手法などは、日本の京縫いや小紋に通じる所がたくさんあります。
共通点を見つけるのも楽しい♪
服飾の展示と並んで飾られていたのは「宝飾品」
王朝時代に使われていたタバコ入れや、ネックレスなどの模様はとても精密で、
当時の彫金技術の高さを窺い知る事が出来ました。
この辺りは観光地で、気の利いたカフェはないのですが、ここにはカフェもあるので、
ちょっと休憩したい時には、そこもオススメ。
マフィンやプリンなど、軽食のみのメニューですが一休みには十分。
カフェに併設されたギフトショップにも、可愛いお土産が並びます。
オススメは世界遺産ジョージタウンをイメージした香水。
雑誌でもしばしば取り上げられるこちらは
ユニセックスで年齢を選ばない香りなので、お土産にもピッタリです。
【国立テキスタイル美術館】MUZIUM TEKSTIL NEGARA
JKR 26,Jalan Sultan hishamuddin, 50050 KL
☎603-2694-3457
営業時間 9am-6pm 年中無休
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