マレーシアの祝日:タイプーサムでバトゥーケーブへ
本国インドでは禁止されているヒンズー教の奇祭
タイプーサムの聖地バトゥーケーブへ行きました
地元のマレー人とか、華人に言わせると「行ってはいけない場所」それがインド発祥の奇祭「タイプーサム」だそうです。こっちの不良インド人にも「一人で行っちゃダメだよ!」キツく言われていたので、今回は子供を友人宅にお願いし、計らずとも久しぶりの主人とのデートは奇祭デートに。昼間から私達は行ったのですが、奇祭とは言えこれはヒンズーの神聖なお祭り。当然インド人家族は子連れで参上しておりましたが、インド人って絶対ストレスに強いと思います。
駅に着いたら爆音に包まれます
バトゥーケーブはK™ BATU CAVE駅から直結しているのですが、洞窟にむかう長い階段まで、ひっきりなしに色々なブースから色々な爆音が流れていました。普通これで日本人はブルー入るか、具合が悪くなるだろうと思われる爆音。インド人はとにかく爆音が好きだ(汗)売っている物も非常にインドで、絵とかもう。電飾でピカピカしてるんです。日本人の私にはちと崇高には見えない。ピンボールにしか、、、。
ゴミも相当ありましたが、ゴミも派手さも爆音も、それがインド人なんだから仕方がない。マレーシアでは誰もがそう思っているはずです。そんなネガティブな部分も含めて、我が家はインドが大ブーム。だってやっぱり見た目が派手で美しいこの人達。写真を収めていて非常に楽しいです。
キレイなインド人は本当にキレイ。お口になんか刺さってるけど、イケメンだと刺さってもイケメンです。
階段の上の洞窟では、何キロもの苦行を終えた人が「聖人」として讃えられていました。ヨガの呼吸法で痛くないとは言え、痛い時は痛いらしいし、最後の階段では背中のフックや神輿の重さが本当に辛いと思います。
儀式の最中、苦行の最中、彼らは葉巻を吸っていましたが、それは葉巻の匂いではなく、おがくずにソックリの香りがしました。何もかもが原始的で、パワフルです。
この日、女性はみな正装をしていきます。目が眩む程のカラフルさ。
針は体の表面を刺していました。なんだか針も痛そうですが、みな裸足だったのがもっと辛そうでした。
子供は重さの苦行を。すごく誇らしげだったのが印象的。まだ男の子だけど 、力強い!
女の子までが苦行を。口には針が。親子どんな気持ちで歩くんだろう。。
今月のセクシーさん。針が刺さっててもセクシー!!!パパと奪い合う様に写真を撮った被写体の一人。
やっぱしあなたが大将、かっこいいです!
是非往復チケットを購入してから向かいましょう
このタイプーサムでは、当日ものすごい数のインド人、観光客が集中します。帰りはチケットを買う列にたどり着けない程混雑する可能性があり、タクシーも捕まりません。最寄り駅のバトゥーケーブに向かう際には必ず往復チケットを購入しましょう。また、夜のお出かけはお勧めしません。