【ランカウイ】ダルラマン保護区(Darulaman Sanctuary)
ランカウイ島のラヤ山のふもとにある森林保護区である、ダルラマン保護区をご紹介しよう。3時間のツアーで、さまざまな動物や昆虫を見られるのがミソだ。(マレーシアマガジン=かりわめぐみ)
ダルラマン保護区(Darulaman Sanctuary)は、ランカウイ島のラヤ山(Gunung Raya)のふもとにある森林保護区だ。ラヤ山はランカウイ島で最も高い山で、標高は881メートル。ランカウイの中心部に位置し、熱帯雨林で覆われている。マレーシア観光協会の招待で、3時間のネイチャーツアーに参加した。
ここで出会える動物たちは、東南アジアの低地熱帯雨林に生息する縞模様のカワセミ(Lacedo pulchella)、クロオオリス(Ratufa bicolour)、クマタカ(Mountain hawk-eagle)など。マレーシアにしか生息しない足の青いカラフルな蜘蛛やゴールデン・スパイダーと呼ばれる巨大な蜘蛛、てんとう虫、蝶など、たくさんの虫とも遭遇した。
ツアー客がなにかを発見すると、ネイチャーガイドがその都度説明をしてくれる。私は緑色のサソリと遭遇した。発見したのはとてもラッキーだと言われた。
ランカウイ島といえば、ゴールデン・ホーク・イーグル、ダスキー・リーフ・モンキーが有名。ダスキー・リーフ・モンキー(Dusky Leaf Monkey)は、全身の毛が黒く、目の周りがメガネをかけているように白い毛でおおわれている。ランカウイで一度は見かけるのではないだろうか。生まれたばかりの赤ちゃんは明るいオレンジ色や黄色い毛並みをしているという。主食は若い葉や新芽、苗木、果物と花など。シャイな性格で愛される猿だとガイドが教えてくれた。
ジャングルには100以上の薬用植物があり、さまざまな効能があるという。傷を癒す葉、虫よけになるハーブ、マレーシアではお馴染みのパンダンリーフもあった。緑豊かなジャングルを体験できる。
ツアー中は、森林の中を歩くので軽装が良い。森の中は虫だらけなので、虫除けスプレーを忘れずに。気が付かないうちにショルダーバッグに小さな虫がついていた。望遠鏡やズームレンズのカメラもあると良い。高い木の上や空にめずらしい鳥や動物たちをみることができる。スタッフのSazilan Md Lsaさんは、日本丸で日本各地を渡り、日本文化を学んだ経験がある。少し日本語が話せる。
ツアープランには日中のジャングルトレッキング、サイクリング、日没後のナイトツアーなどがある。私の参加した午前中の「ジャングル・ウォーク」ツアーは2㎞のコースを歩いた。ツアー料金は、大人 RM160、子供 RM 90から。要予約。パッケージ内容は、ホテルへの送迎、水、ガイド、保険付き。各プランの詳細などはウェブサイトで確認できる。
Darulaman Sanctuary
ウェブサイト:https://www.sanctuary.bdb.com.my/
Darulaman Sanctuary,Lubuk Semilang, 07000 Langkawi,Kedah Darul Aman.
Tel : +604-9558080
Only available during office hour
(Sun- Thurs 8.30am-5.30pm)
Email : [email protected]
WhatsApp : 019-4412080