【ランカウイ】「ロイヤル・ランカウイ・ヨット・クラブ・ホテル」
ランカウイ島の南東端、クアタウン近くのマリーナにあるホテル「ランカウイ・ヨット・クラブ・ホテル」をご紹介する。(マレーシアマガジン=かりわめぐみ)
ランカウイ島の南東端、クアタウン近くのホテル「ランカウイ・ヨット・クラブ・ホテル」にマレーシア観光協会の招待で宿泊した。このホテルは、マレーシアで最大のマリーナにあるホテルだ。
ホテルは、ランカウイ国際空港 (LGK)まで車で30分。ランカウイ・フェリーターミナル 「Jetty Point」まで徒歩5分。イーグルのオブジェがある「Langkawi Eagle Square(Dataran Lang)」まで徒歩15分の位置にある。ホテルからは、ノンアルコールのディナークルーズ「Sea Splash Langkawi」が発着している。
2015年に開業したホテル
「ランカウイ・ヨット・クラブ・ホテル」は、ランカウイのヨット・マリーナにあるホテルだ。港に併設する一風変わったホテル&複合施設なので、建物の作りもユニーク。ビーチ・リゾートではないので、遊泳できる砂浜はない。
港に立ち寄るヨットのオーナーはもちろん、一般客の宿泊も受け付けている。ボートを漕ぐ男性のマネキンや、壁から飛び出すサメ。巨大なカジキマグロのオブジェなど、敷地内はマリンテーマパークのような作りになっている。館内にはスパ、プール、バー、レストラン、コンビニ、お土産、雑貨、酒屋がある。
港について
「ロイヤル・ランカウイ・ヨット・クラブ(Royal Langkawi Yacht Club)」は1996年に設立された。設立当初は、ランカウイ・ヨット・クラブとして知られ60艇が停泊できる寄宿港だった。その後、1999年に”ロイヤル”の称号を授与され、2008年「Christofle Asia Boating Awards」で最優秀アジアマリン/ヨットクラブオブザイヤーの最優秀賞を受賞した。マレーシアで唯一、受賞歴のあるマリーナだ。
港は徐々に拡大し、現在ではより多くの船舶を停泊できる。近くには、税関と入国管理局がある。私の訪問した時は、日本人オーナーのヨットが2艇停泊していた。
ホテルの内部にはショップストリートも
客室に囲まれた小さなショップストリートがある。マリングッズから水着、雑貨、お酒の販売店が並ぶ。淡い色彩のストールなどは、ヨーロッパのテイストを感じる。商品はすべて免税。
ショップストリートの奥にスパがある。小規模な店舗ながら清潔で静か。メニューは、アロマセラピー、フェイシャルトリートメント、フットリフレクソロジーなど。平日の午後12時から午後11時までと週末の午前9時から午後11時まで営業している。
レストラン、バー
映画、パイレーツ・オブ・カリビアンに登場する海賊「キャプテン・バルボッサ」のバー「Barbosa Pizza&Bar」がある。営業時間は午後3時から午前1時まで。ほかにシガーバーの「Trinidad Cigar Divan」やユニークな”ワニ肉”のピザが食べられるレストラン「Charlie’s Bar&Grill」がある。ムスリムは豚肉以外にワニ肉もハラーム(禁止)で食べられないのだという。非ムスリムの方は是非チャレンジしていただきたい。
各レストランのメニューは営業時間内であればルームサービスできる。
室内設備
ベッドシーツ、バスタオルは毎日取り換えられた。水は、消費しなくても日数×人数補充。シャンプー、バスソープも、使用に関係なく補充された。使いまわしの可能性が一番高いバスマットでさえ毎日取り換えられた。水回りの清掃やベッドメイクも美しく、連泊する環境としてとても過ごしやすい。
高い壁のバルコニーに、シャワーのついてるタイプの部屋もある。青い壁がなかなかフォトジェニックである。
オーシャンビューのバルコニージャグジーから、エメラルドグリーンの海と停泊するヨットを眺めることができる。かなりオープンなバルコニーなので水着着用での入浴となる。
チェックインは午後3時、チェックアウトは午後12時。
ヨット停泊の登録方法は、オンラインまたはマリーナでの承認時に行うことができる。船の所有者と船長は、登録用紙と乗組員容姿の両方に記入して申請する。停泊時の料金は変動制。最新の情報はウェブサイトから確認できる。
Royal Langkawi Yacht Club
住所:Jalan Dato Syed Omar 07000, Kuah, Langkawi Kedah Darul Aman
ウェブサイト:www.langkawiyachtclub.com
電話番号:+ 604-9664078
ファックス番号:+ 604-9665078
Eメール:[email protected]
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