マレーシア最大の仏教寺院 極楽寺(ケックロックシー)

ペナン島の極楽寺(ケックロックシー)はマレーシア最大の仏教寺院。山の斜面を利用した寺院で、内部はケーブルカーで結ばれるほど広大だ。
山の斜面を利用した12万平方メートルもの壮大な敷地にさまざまな様式の建物が並ぶ。そのさまは、厳かな寺院というよりは、むしろ仏教のテーマパークのよう。
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中でも30メートルある「パゴダ」が見もので、中国、タイ、ビルマの3様式を組み合わせて作られたのだという。そのほかにも色々な寺院が立ち並んでおり、内部の違いを眺めるだけで時間が経ってしまう。
極楽寺の広大な敷地にはケーブルカーも

ペナンヒルに行く途中、道沿いから極楽寺が見える。この寺院群は急な斜面に立ち並んでおり、建物は階段でつながっている。頂上にある仏像をみるためには、専用のケーブルカーで頂上に上がる。頂上からはペナンの景色が一望できる。
中華正月にはライトアップで幻想的に

毎年、中華正月期間中にはライトアップが行われる。1万個以上のライトが使われる壮大なライトアップで、この期間は特別に夜も内部が公開され、幻想的な写真を撮ることができる。この期間は大勢の人で混雑する。2018年の公開期間は2月15日から3月2日まで。
撮影協力:久野 江美さん