エコ・ムライ・リンバ (Eco Murai Rimba )
セランゴール州のバタン・カリにあるエコ・ムライ・リンバは川べりのシンプルな宿泊施設。川遊びやジャングル・トレッキングなどを楽しむための場所だ。セランゴール観光局の案内で行ってきたのでレポートする。(マレーシアマガジン=野本響子)
セランゴール州のバタン・カリにあるエコ・ムライ・リンバ。川べりのシンプルな宿泊施設で、目の前の川で川遊びができるほか、ジャングル・トレッキングなども楽しめる。
Jalan Batan Kali をゲンティン・ハイランド方向に走行し左側にある。主要道路に隣接しているが、入り口はわかりにくい。向かいの整備工場「PUSAT SERVIS KERETA T&O AUTO REPAIR SHOP」を目指して来ると良いだろう。
隣はすぐに川。カラフルな扉が特徴の部屋が10室と管理室があるのみの小さな宿だ。川を見下ろす場所に小さな休憩スペースが二つ用意されている。ホテルというよりは、キャンプ施設と行った趣だ。
部屋は非常にシンプルだ。それぞれの部屋にダブルベッド一つと物干し、小さなランプがあるのみ。テレビや冷蔵庫などはない。エアコンはないが、ファンがある。歯ブラシやタオル、石鹸などのアメニティも一切ないので、全て持参すること。
意外にも虫は多くないが、心配な人は虫除けスプレーを持って行くと良いだろう。洗面所・トイレは外にある。トイレは水洗。マレーシアでよくあるシャワーがトイレに併設されているスタイル。湯沸かし器はないので水シャワーとなる。
目の前の川には宿から階段を降りて直接行けるようになっている。ここでは川遊びや釣りが楽しめる。夕方に川に入ってみたが、水は澄んでいて、かなり冷たかった。家族連れで川遊びをするのに向いている。
宿泊所の前にテーブルを椅子を並べて外で食事をする。食べ物はケータリングなどで用意してくれる。訪問した夜の夕食は、野菜、チキン、カレー、デザートと盛りだくさんのマレー料理のケータリングだった。川を降りて行くと、屋外の小さな台所がある。ここで食後にはコーヒーなどを自分で淹れて飲むことも可能だ。川沿いではバーベキューも可能だという。
この宿は川のそばにあるためか、マレーシアにしては夜はかなり冷え込む。掛け布団は用意されていないので、厚めのジャケットか毛布がわりの大きめのタオルを用意して行くと良いだろう。
オーナーによれば、川を渡ったところがジャングルになっており、ジャングルトレッキングが楽しめる。ジャングル歩きは要予約で、ガイドが同行して案内する。またこの宿から車で15分ほど走るとゲンティン・ハイランドなので、日帰りでゲンティン・プレミアム・アウトレットへのショッピングなども楽しめる。
週末は2人RM150、3人だとRM160。ウィークデイは2人でRM130、3人でRM140。朝食付き。バーベキューやキッチンは有料となる。
48200 Batang Kali, スランゴル
0122505507(予約・WhatsAppあり)