マハ・メリ文化村ーThe Maha Meri cultural village( Pulau Carey)
マレーシアの先住少数民族の総称であるオラン・アスリの「Mah Meri」族の生活や伝統文化に触れることができる村。クランからさらに奥に行ったPulau Careyにあり、周囲はジャングルに囲まれています。クアラルンプールから日帰りで行ける距離にあるので、デイトリップに最適です。
Mah Meriとは、オラン・アスリの18ある一族の一つで「ジャングルの人」という意味。彼らはマレーシア半島に住み、音楽と踊り、木工細工や葉っぱによる折り紙細工などの文化で知られています。
Mah Meriの伝統によれば、彼らは定住しない種族で、もともとはマレーシアの南海岸に住んでいました。海賊の襲撃により、内陸へと逃れてきたそうです。そのため「ジャングルの人」という名前にも関わらず、彼らは自分たちを「海のジプシーである」と定義しているといいます。
Mah Meriの使う言語は独自のものですが、マレー語から語彙を借りてきたものもあるそうです。
この村では、踊りや音楽の体験、木工細工や折り紙細工のデモンストレーションのほか、吹き矢も体験できます。
村から5分ほど歩いた場所には、祈りや祭りなどに使われる聖地があり、ここも実際にオラン・アスリの住民に案内してもらいました。「精霊がいるので気をつけてください」とのこと。
この村は、セランゴール州政府によるプロジェクトの一環で、少数民族の文化を保護するために作られています。
場所はポートクランから少し先に行ったPulau Carey。
住所 Jln Kampong Orang Asli Sungai Bumbun, Kampung Manikavasagam, 42960 Pulau Carey, Selangor
電話 010-252 2800
http://mmcv.org.my/web/