学校選びについて その② 学校選びのチェックポイント

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カリキュラム以外の入学候補チェックポイント

マレーシアのインターナショナルスクールに入学を考える際、カリキュラム選びが終わったら学校の雰囲気などのチェックです。多様性の国マレーシアでは、その学校の種類も特徴も様々。選ぶ際のプライオリティーをしっかり決めて、学校を見てみましょう。

■英語のサポートの有無

インターナショナルスクールは基本的に私立経営のため、学校によってその特徴も様々です。学校選びをする際には、まず英語のサポート「English as Second Language」があるかどうかを確認しましょう。英語が話せない所からスタートとなると、選ぶ学校の範囲はグッと狭まります。そのため希望校があっても英語力が乏しい場合、英語のサポートがある学校に入り、そこで英語力を磨きながら志望校を狙う。という形になります。成績を抜きにしても、最初の学校が合うとは限りません。万が一転校になってしまう場合も考えて、予算を組む事が重要です。マレーシアでの転校は日本と違い、驚く程気軽に行われており、高校卒業までに3校から4校学校を転校する子供も珍しくありません。
 

■修了時間

マレーシアのインターナショナルスクールでは、おおよそ1時半に終わるインターと、3時半までのインターに分かれています。また、プライマリー、セカンダリー、学年によって帰宅時間が違う場合もあるので、訪問の際には必ず確認をしましょう。
 

■スクールバス

スクールバスは、マレーシアの物価に比べて非常に高額です。おおよそ往復で200RM〜500RMかかりますので、予算に組み込んだ方が良いでしょう。また、バスの管理が学校で行われているのか、外注なのかも合わせて確認しましょう。
 

■人種の比率

インターナショナルスクールによって、華人が多い学校、インド人が多い学校、様々です。またインターのポリシーにより、人種のパーセンテージに制限を設けているところもあります。
 

■入学時の確認

マレーシアのインターナショナルスクールには9月入学のインターと、1月入学のインターがあります。前身がローカリカリキュラムの学校で、途中からインターナショナルスクールに変わった学校などは、ほとんどが1月入学ですので、入学のタイミングに注意しましょう。
 

■地域と渋滞の確認

マレーシアのインターナショナルスクールは一般的に郊外にあります。住む場所とインターを結ぶ道に渋滞が必ずある場合、お子様に負担もかかります。インターに通う予定があるご家族は、まず住まいよりもインターを決めた方が無難です。
 

■卒業後の進路

卒業後の進路、卒業生がいままでどういった進路へ進んだのか。確認しておきましょう。
 

■補習などの有無。

慣れない英語で授業を受ける場合、成績が落ち込む事があります。日本人の場合、そういったシチュエーションになる場合も十分考えられますので、補習などの対策も確認。
 

■課外活動、ボランティア、試合などへの参加

今後海外での進学を考えた場合、ボランティア活動や課外活動の経歴は非常に重要です。日本よりもこの部分は大切になってくるため、どのような活動がされているか、確認。
 

■日本人の在籍

日本人が多すぎる学校の場合、英語補習クラスのほとんどが日本人となる可能性も。

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