マレーシアマガジン

マレーシアのメイドサービスの利用方法から注意点まで

マレーシアのメイドサービスの種類は2種類

マレーシアのメイドサービスの利用スタイルは通いと住み込みの2種類があります。通いの場合は、家事、掃除などの手伝いが必要になった際にその都度来てもらうケースと、週に1回など日時を決めて通ってもらうタイプがあります。住み込みは文字通り住み込んで仕事をしてもらう形です。

通い、住み込みとも、基本的に使用する道具は雇い主が準備します。住み込みの場合、寝具、食費、生活雑貨などの準備も雇い主がする必要があります。

マレーシアでのメイドの探し方

マレーシアでは日本と比較し、安くでメイドを雇うことができるので、マレーシアでバリバリ働く場合は、メイドを利用したいという方もいるでしょう。しかし、マレーシアでのメイドの探し方が分からないという方もいますよね。メイドの探し方は複数あります。質の高いメイドに出会うために、まずはメイドの探し方を把握しましょう。

紹介業者に手数料を支払って依頼する

紹介業者に手数料を支払って依頼する方法があります。紹介業者はメイドの専門業者ではありますが、紹介するメイドの質を担保しているとは限らないので注意が必要です。単なる派遣業務を行っているだけのケースもあり、メイドが家事に慣れていなかったり、マナーが悪かったりするケースもあるでしょう。

実際にメイドは専門的なトレーニングや高度な教育を受けているわけではないので、国際的なマナーを理解できていない可能性が高いのです。安い費用で紹介されるので、あまり期待はできないでしょう。メイドの質を担保したい場合は、それなりに高額な紹介料を支払う必要があります。

コンドミニアムのマネジメントオフィスに紹介を依頼する

コンドミニアムのマネジメントオフィスに紹介を依頼するのも一つの方法です。特に、ペナン、クアラルンプールといった大都市で、家賃が高めのコンドミニアムに住む場合、メイドを利用する世帯が多くあります。そのような環境が整っていれば、複数世帯が通いのメイドを共有することが可能なのです。

また、コンドミニアムで働いているメイドは、評判が悪くなるとデメリットが大きいため、真面目に仕事をしようというモチベーションが保たれています。コンドミニアムのマネジメントオフィスの紹介はメリットが大きいですが、全てのコンドミニアムで利用可能なわけではありません。ペナン、クアラルンプール以外では利用できないケースも多いでしょう。

メイド同士の紹介

知人がメイドを雇っているのであれば、メイド同士の紹介という方法もあります。しかし、この方法の場合は、仕事の質を考慮して紹介してくれるわけではないので、メイドの質には不安があります。どうしても見つからない場合の最終手段と考えるとよいでしょう。

メイドへの給料は?

日本では料理、洗濯、掃除などを依頼すると、月数十万円かかりますよね。しかし、マレーシアは日本よりも人件費が安いため、メイドを利用する方が多くいます。マレーシアの場合、通いのメイドであれば1時間当たり日本円で800円程度となります。

住み込みの場合は、2,5000円程度が目安です。金額は契約条件、スキルなどによっても異なるのであくまで目安と考えると良いでしょう。いずれにせよ日本と比較し費用が安いので、利用する方が多くいます。特に共働きの世帯にとっては、メイドはありがたい存在になるでしょう。

メイドサービス利用の注意点

メイドサービスは便利ですが、注意点があります。マレーシアでは比較的安く利用できるので、メイドを雇う家庭が多くありますが、トラブルが発生しているのも事実なのです。マレーシアでメイドを雇う場合は、注意点を把握しておきましょう。

盗難に注意

マレーシアでメイドを雇う場合は、盗難に注意が必要です。
長期間の付き合いがあり、信頼関係ができていたとしても、貴重品の管理はしっかりしておきましょう。マレーシアでメイドを雇い、高級品が盗まれたという事件が発生しています。普段何の問題も起きていないメイドであったとしても、スキがあると、予想外の行動を取る可能性があります。

メイドを雇う際に、身分証明のコピーを取っておくのも有効です。メイドに家の鍵を預けて不在時の家事を依頼している家庭がマレーシアには多くあるので、防犯対策をする必要があるのです。

ドタキャンに注意

マレーシアでメイドを雇う場合、ドタキャンされることは覚悟しておいた方が良いでしょう。日本では、ドタキャンされるケースはほとんどないですが、マレーシアでは事情が違うのです。

予約を忘れたり、当日ドタキャンされたりすることは珍しくありません。また、時間に遅れたとしても、連絡をくれるケースはほとんどありません。遅れるときは連絡をするように伝えると、機嫌を損ねるメイドもいるのです。メイドに頼りきっていると、当日困るという事態になるでしょう。

馴れ合いになる可能性あり

メイドの仕事を何度も依頼していると、馴れ合いになり、管理するのが難しくなるケースがあります。プライベートの話をしすぎると、馴れ合いになる可能性が高まるので、仕事とプライべートの線引きをしっかりしておきましょう。フレンドリーな対応をしすぎないことも大切です。

仕事をさぼる

特に住み込みのメイドの場合に多いですが、雇い主不在の場合に仕事をさぼるケースがあります。ベビーシッターを兼ねてメイドを雇っている場合、子どもの世話をあまりせずに遊んでいるというトラブルもあるので注意が必要です。メイドの質が担保されていないので、雇い主がしっかりメイドをマネジメントすることが大切なのです。

メイドサービス以外の方法

マレーシアではメイドサービス以外にも様々なサービスがあります。メイドを雇い、家事全般を任せるのではなく、クリーニング、育児など必要な部分のみのサービスを受けるというのもありでしょう。

クリーニングサービス

マレーシアでのメイド以外のサービスとして、クリーニングサービスがあります。
メイドというくくりで家事全般を依頼すると、クオリティに問題があるケースがありますが、2週間に1回程度クリーニングのみを依頼するという方法もあります。

タイル貼りの家が多いマレーシアでは、モップがけが必要となりますが、クリーニングサービスに特化して依頼すると、仕事のクオリティが高いので満足できるでしょう。

育児サポート

マレーシアで働く場合、育児サポートをしてもらうのはとても重要ですよね。メイドとしてベビーシッターを雇う方法もありますが、複数の託児所もあります。メイドが不安な場合は託児所を利用するのも良いでしょう.託児所であれば、情報収集をしやすいので、安心して利用できます。

まとめ

マレーシアではメイドを安く雇うことができるので、上手に利用すればとても便利です。しかし、メイドの質が担保されていないケースも多く、盗難、ドタキャン、仕事の質の悪さなどトラブルが生じることがあるでしょう。

トラブルが生じた場合は、エージェントに相談すると、無料で新しいメイドに変更してもらえるケースもあるので、その都度解決する必要があります。メイドを慎重に探し、気持ちよく利用できると良いですね。