マレーシアから車でシンガポールへ行く場合の関税と法律

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厳しくチェックされる関税品。シンガポールへ入国の際は、タバコとお酒の量に注意しましょう。

 

マレーシアとシンガポールは隣接する国。国境沿いのジョホールバル市では、毎日国境を越えてシンガポールで働く人々が大勢行き来しています。マレーシアの首都クアラルンプールからも約4時間程のドライブで気軽に行ける国がシンガポールです。

 

シンガポール側からマレーシアに車両が入る場合、シンガポールからの出国時にガソリンが4分の3以上入っていなければいけないスリークオータータンク法などがあったり、所轄の機関に登録を申請しなければいけない。等々の決まり事がありますが、マレーシア側からシンガポールに入国する場合は特別なルール等は特にありません。パスポートの残存期間などの入国条件は、日本からシンガポールに行く際と同様となります。

 

ただし、入国に関してお酒やタバコなどの購入は厳しくチェックされますので、マレーシアからシンガポールに無税で持ち込める量を確認しておきましょう。他国とマレーシアでは、関税がかかる物品の量も異なりますのでご留意を。

 

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車で国境を越える場合も、関税がかかるものを申請する場合は赤いゲート、かかるものを所持していない場合は「申告無し」の緑のゲートへ進みます。通常違反がなければ車に乗車したまま入国手続きが完了します。

 

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アルコールは度数が0.5%超えるものを指します。これは養命酒などの薬用酒や料理酒なども含まれます。マレーシアからシンガポールに車で入国する場合もお酒は1リットルまで無税。1リットル以上からのお酒には関税がかかります。

 

タバコの持ち込みはかなり厳しく制限されています。シンガポールでは、タバコは1箱単位の計算ではなく、1本単位での課税となります。ランダムにチェックするX線装置にかけられタバコの所持が発覚した場合、1本単位で罰金が科せられます。この場合、破棄しても1箱200SGDの罰金となります。1カートンで2,000SGD。悪質な場合や再犯の場合、最高で5,000SGDの罰金が化せられます。破棄せず持ち込む場合も罰金の他に通常の関税がかけられます。(実際には陸路の場合、開封後の1パックまでは黙認されている場合が多い様です。)

 

また、シンガポールで販売されているタバコにはSDPCマークが印刷されています。関税を払って輸入したタバコを街中で吸う場合は、その関税のレシートは所持しておきましょう。まれに街中などでチェックされ、SDPCの印刷入りタバコではない場合、罰金が科せられることがあります。

 

【シンガポール入国後】

 

シンガポールに車で入国する場合、1番困るのが駐車場です。マレーシアの交通事情に慣れて来ると、シンガポールでのルールの厳しさに驚きます。駐車禁止区域では、ドライバーが乗車していても罰金を科せられる事があり、チケットを切られると、警察に罰金を払う事になります。車でシンガポールへ虜国の際には、必ずホテルに駐車場がついているか、確認しましょう。

 

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また、ショッピングセンターの駐車場では「電子カード」化が進んでおり、現金が使えない場合も多いため、予め滞在先に駐車場があるかを確認するか、まずイミグレーションの事務所か最寄りのセブンイレブンでパーキング用の「autopass」と呼ばれる電子カードを購入し、トップアップ(チャージ)をしておきましょう。カードを購入しない場合はパーキングチケットを購入し、必要な額のチケットをフロントボードに置いておきます。

 

 

 

 

 

 

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