マレーシア・クアラルンプールを歩こう ~電車の乗り換え~

info photo 27 - マレーシア・クアラルンプールを歩こう ~電車の乗り換え~
 

楽しい海外旅行。限られた時間のなかで計画通りに移動ができるのか不安はつきものです。マレーシアの首都クアラルンプールは、バスやタクシー、地下鉄、モノレールと交通手段が豊富です。主要観光地も比較的アクセスしやすい場所に点在しています。

 

しかし、マレーシアのランドマーク、ペトロナス・ツインタワーが位置するKLCC近郊はバスとタクシーの混雑により移動時間が読みづらく、現地在住者もKLCC周辺の運転は敬遠するほどです。では、電車を乗り継いで移動するのはどうでしょう。今回は、主要な乗り継ぎポイントを取り上げ、かかる時間を独自調査しました。(マレーシアマガジン=かりわめぐみ)

 

image2 - マレーシア・クアラルンプールを歩こう ~電車の乗り換え~

 

[写真:乗換案内図]
 
各駅に提示されている市内交通図に、乗り継ぎ可能な徒歩ルートが案内されています。連結してはいないものの、歩いて移動できます。KTMコミューターA,B線、LRTアンパン線、スリ・ペタリン線、クラナ・ジャヤ線、KLモノレール、MRTスンガイ・ブロー・カジャン線にある、5つの徒歩ルートを実際に歩いてみました。(身長160㎝、女性、スニーカーで計測)

 

image3 - マレーシア・クアラルンプールを歩こう ~電車の乗り換え~

 

[写真:プトラからPWTC]
 
①KTMコミューター線プトラ駅↔LRT線PWTC駅 [450m] 徒歩6分
プトラ(Putra)駅から通りに出ると、右手にバス停、左手にPWTC駅。PWTC駅から改札を出ると、右手にチョウキット(Chow kit)駅、左手がプトラ駅です。
屋根付きの歩道と二階部分の遊歩道から安全に道路を横断できます。PWTC駅は二階部分に位置します。サンウェイ・プトラモール内を経由する場合は、1st Floor(日本でいう2階)のファミリーマートを目印にしてください。プトラ駅の隣にインドネシア大使館に所属する学校があります。子供たちが通学で歩いており、道なりにセキュリティ二か所と交番があるため、静かで安全です。

 

image4 - マレーシア・クアラルンプールを歩こう ~電車の乗り換え~

 

[写真:スルタンイスマイルからメダントゥアンク]
 
②LRT線スルタン・イスマイル駅↔KLモノレール線メダン・トゥアンク駅 [600m]  徒歩9分
スルタン・イスマイル(Sultan Ismail)駅改札を出ると、正面向かって右手にメダン・トゥアンク(Medan Tuanku)駅までつながる遊歩道があります。安全でわかりやすいルートです。オフィスの立ち並ぶエリアなので、通勤、昼食時間は人通りが増えます。

 

image5 - マレーシア・クアラルンプールを歩こう ~電車の乗り換え~

 

[写真:バンクネガラからバンダラヤ]
 
③KTM線バンク・ネガラ駅↔LRT線バンダラヤ駅 [230m] 徒歩4分
バンク・ネガラ(Bank Negara)駅改札を出たら、左の大きな出口には向かわず、正面にある小さな出口から出てください。道路を横断し、橋を渡り終えたら正面、左手どちらの道からもバンダラヤ駅へ行けます。バンダラヤ(Bandaraya)駅改札を出て、右手の階段を降ります。階段の途中で、シルバーの屋根があるので、屋根の下を歩いて、橋まで到達します。橋を渡り終えると、正面に道路があり、道路を渡ると駅の入り口です。インドの布街へ行く場合は、バンダラヤ駅改札を出て、正面の遊歩道をそごう方面へ。そごう正面口前の大きな交差点は2018年8月1日現在、2つの歩行者用信号機が停止しています。

 

image6 - マレーシア・クアラルンプールを歩こう ~電車の乗り換え~

 

[写真:ブキッナナスからダンワンギ]
 
④KLモノレール線ブキッ・ナナス駅↔LRT線ダン・ワンギ駅 [400m] 徒歩6分
ブキッ・ナナス(Bukit Nanas)駅を出るとダン・ワンギ駅まで屋根が続いています。ダンワンギ駅の手前に歩道橋があります。ダン・ワンギ駅は少し奥まっているのでわかりづらいかもしれませんが、歩道橋を下り、右手に少し進むと地下への入り口があります。

 

image1 - マレーシア・クアラルンプールを歩こう ~電車の乗り換え~

 

[写真:ブキッビンタン]
 
⑤ブキッ・ビンタン駅、MRT↔KLモノレール線 徒歩3分
MRT線、18A出口からロット10を正面にして、右手がモノレールの駅です。左手にパビリオンモールがあります。地下のMRT線改札と、地上二階にあるモノレール改札までの移動時間は3分ほどでした。距離の近い駅同士で乗り換えも簡単ですが、休日や通勤時間によって混みあう時間帯があります。

 

いかがでしたか。タクシーやバスのドアツードア観光もいいですが、電車にのってぶらり旅も、新しい発見につながるかもしれません。
各列車の運転間隔については公式サイトで確認できます。

 

MRT
https://www.myrapid.com.my/traveling-with-us/how-to-travel-with-us/rapid-kl/mrt/train-frequency

 

LRTクラナ・ジャヤ線、アンパン線、KLモノレール

 

https://www.myrapid.com.my/traveling-with-us/how-to-travel-with-us/rapid-kl/monorail-and-lrts/train-frequency.

 

KTM

 

http://intranet4.ktmb.com.my//ktmb/uploads/files/portal_dokumen/komuter/JW%20PULAU%20SEBANG%20-%20BATU%20CAVES%20updated%208%20Jun%202018.pdf

 

http://intranet4.ktmb.com.my//ktmb/uploads/files/portal_dokumen/komuter/JW%20KTM%20KOMUTER%20TG%20MALIM%20-%20PEL%20KLANG%20updated%208%20Jun%202018.pdf

マレーシアマガジンへのお問い合わせはこちら