マレーシアの大学生活教えます(1)日本の大学から来た理由

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日本の大学からマレーシアの郊外の大学へ。入学したのは英国を本拠地とするノッティンガム大学。日本の大学とどう違うの? キャンパスライフは? など、気になる大学生活を綴ります。(マレーシアマガジン=上地依理子)

 

留学先として注目を集めるマレーシア

 

マレーシアのノッティンガム大学で政治、国際関係、歴史を勉強している上地依理子と言います! マレーシア生活は今年で2年目になります。東南アジア旅行やマレーシアのローカルフードが大好きです。

 

以前私は日本の四年制大学に通っていました。ほとんどの子と同じように授業を受けてバイトに行って家に帰って、次の日また同じ繰り返して…..そんなルーティン化された生活でした。

 

大学一年の前期が終わったころ、
「本当にこれでいいのか。この生活を四年間送った後、大学生活を全力でやりきったと言えるのだろうか」
と自問自答するようになったのです
そんなころ、マレーシアですでに勉強していた兄が「マレーシアに来てみなよ」と言ってくれました。

 

マレーシアに初めて行く前のマレーシアの印象は
「東南アジア」
「今まさに発展している国」
「多民族国家ってどんなものなのか」
「そういえば昔の社会の教科書に森林伐採が活発な地域として載ってたな」
など大まかな印象でした。しかし百聞は一見にしかずとはこのこと。実際に行ってみるとマレーシアが大好きになっていました。

 

ローカルなマーケットに行くと笑顔で対応してくれるマレーシア人。食の多様性。建設ラッシュで発展していく街並み。すべてが初めて触れるもので街から力をもらっている感覚を覚えました。

 

また、マレーシアで生活している兄がとても生き生きしていて、彼の友達もとても元気です。マレーシアという国だけでなく、そこにいる人たちも好きになりました!

 

そして初めてマレーシアに行ってから2年後、私はノッティンガム大学マレーシア校に入学しました。

 

近年マレーシアは留学の候補地として非常に人気が出て来ています。正規留学と協定校留学を含め、日本人留学生の数は500人程度いるそうです。その背景にはマレーシアの大学が国際色豊かであることや、海外大学からキャンパスが来ていることがあげられます。

 

例えばマレーシアの東大と称されるマラヤ大学には80カ国以上の留学生が在籍しています。近年日本人留学生に人気のサンウェイ大学では2000人以上の留学生が勉強中です。また海外の名門校は最近国外にキャンパスを開設し、マレーシアではオーストラリア系のモナッシュ大学、中国系の厦門大学や英国系のノッティンガム大学などがキャンパスを持っています。

 

今回は、まだ日本人があまりいないのが英国の大学の分校であるノッティンガム大学マレーシア校(通称UNM)を紹介しましょう

 

どんな感じのところ? 日本人はいるのか? などなど情報があまりないため謎の大学となっている感じもしますが、UNMに通っている日本人大学生が少しUNMについてお話ししたいと思います。

 

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ノッティンガム大学マレーシア校トレントビルディング

 

ノッティンガム大学マレーシア学校とは?

 

ノッティンガム大学マレーシア校(UNM)とは英国にあるノッティンガム大学の分校で、2000年に創設されました。

 

UNMはマレーシアにキャンパスが二つあります。ブキビンタン中心部にあるKL Teaching CentreとメインキャンパスであるSemenyihキャンパスです。

 

マレーシアでは初の英国大学の分校で、英海外に建てた初めての英国系海外分校でもあります。また、もう一つの海外分校としてノッティンガム大学二ンポキャンパス(中国)があり、英国の大学の中でも国際色の強い大学と知られています。

 

Semenyihキャンパスはクアラルンプールの隣のセランゴー州セメニーに位置し、KL中心部からは少し距離があります。

 

そのため他の日本人学生に人気な大学と比べ、街に出るのに時間がかかるのが少し不便です。UNMから街に出るための手段は学校のシャトルバスです。学校から最寄りのKTM、MRT駅まで毎日出ているシャトルバスが出ているので、UNMの学生の多くの学生はシャトルバスを使って街に出ています。

 

次回は、学生生活に迫ります!

 

ブログ:えりんぎのノッティンガム大学日記 (https://www.eringilife.com/)

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