マレーシアの市販薬
マレーシアに来て多くの人が心配するのが医療や薬についてです。市販薬にはどんなものが売っているのか、あらかじめチェックしておきましょう。(監修:あおいファミリークリニック)
自宅での体調管理
海外では、慣れない生活で体調を崩しがち。大事に至るようであれば、早めの受診をお勧めしますが、軽い風邪や、あまりひどくない下痢の時などは、市販薬で対応しましょう。コンビニなどでも買えるシロップ類のほか、薬局のカウンターでは、のど専用や、咳止めなどなど、より専門的な薬が購入可能です。
下記はマレーシアで購入できる代表的な薬の一例です。
<鎮痛剤/解熱>
赤ちゃん用から大人向けまでさまざまな使い分けが出来る、Panadolのシリーズ。子供向けにもシロップと錠剤があります。おでこに張るタイプの冷えピタも、こちらではメジャーな品です。
<消毒/軟膏>
消毒剤や傷用の軟膏も、さまざまな種類があります。注射用の消毒アルコールなども、パックで売られているため、子供の軽い傷などの消毒に便利です。
<腹痛/下痢>
東南アジアで下痢になってしまった場合は、早めに受診したほうが良いでしょう。
基本的にマレーシアでも、下痢は無理に直さず、出してしまう方法がよくとられます。その場合は水分補給に特に気をつけて下さい。
ポカリスエットのような経口補水液を飲むことをおすすめしますが、写真のような電解水を作るための粉を用意しておいても便利です。胃痛の場合も手軽に薬が売られています。
<風邪>
風邪の場合は、総合シロップや咳止めシロップの他、写真のようなカプセル状の風邪薬も売っています。
のど飴などもさまざまあります。特に写真の風邪薬は、100パーセント漢方なので、効き目も穏やかです。
<蚊対策>
マレーシアにも虫除けスプレーやパッチはさまざまなものが売られています。
ほとんどがレモングラスの効果を前面に出した製品のため、香りが苦手な方は、日本から持参すると良いでしょう。
子供用では Deet free/ No alcoholと書いてあるものが安心です。刺されてしまった場合、一番使われるのは現地のムヒですが、チューブタイプしかないため、外出用には日本からの虫さされ薬を持参した方が良いです。
監修:あおいファミリークリニック
市販薬で対応仕切れない場合は、現地のクリニックにお気軽にどうぞ。あおいファミリークリニックは日本語でOK。LINEで気軽に症状を問い合わせられ、系列のクリニックがKLやジョホール・バルにもあります。
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