【新型コロナウイルスの影響は?】マレーシア国内の企業はどんな取り組みをしてる?

現在のマレーシアの状況(2020.4.11日現在)
現在マレーシアでは国民の外出や企業の経済活動を大幅に規制するMCO(活動制限令)が4月28日まで行われており、ロックダウン状態となっております。
MCOは移動や集会を厳しく制限する内容で、国民の海外渡航や外国人の入国も禁止されています。
マレーシアの感染者数は4530人となっており、そのうち約2000人が回復者として完治しております。1日あたりの新規感染者は約100人〜180人前後で増えつつも、回復者数はそれを上回る約100人〜220人前後で増えており、MCOの効果が徐々に出てきた状態となっております。

マレーシア企業の取組み
新型コロナの影響を受けている旅行・ホテル業界などのほとんどの企業が採用を中止しております。
中には直前で内定をもらっている求職者の方で内定取り消しになっているケースもあります。その中で、通販サイトやフードデリバリーサービスは需要が伸びており、積極的に採用を行っております。ある企業では、マレーシアに渡航できなくなった方達を対象にマレーシアではなく、日本国内でのオンライン研修に切り替えて対応しております。外資系はこのような状況でも柔軟に対応されております。
ビザの申請はできる?
現在ビザ申請は全てストップしております。
仮にイミグレが再開したとしても、MCO期間中は多くのビザ申請が現在止まっていたので、通常よりも時間がかかることが想定されます。
今後マレーシア就職をされる方は採用企業側に早めの書類提出をすることをお勧めします。
マレーシア就職を検討している方へ
現在は新型コロナの影響でマレーシアへの渡航はできない状態ですが、一部の企業では8月や9月入社で採用を継続しているところもあります。マレーシア就職に興味がある方はまずはエージェントにコンタクトをしてみるのがお勧めです。
今のうちに案件のチェックや面接対策などをするのが有効ですね。