中華街の新カルチャースポット「Lost in China Town」
Lost in China Townは、チャイナ・タウンのペタリン・ストリート沿いにある文化と迷路が合体した、カルチャー・アトラクション。今回は、マレーシアの観光局の推薦で訪れた。(マレーシアマガジン=野本響子)
Lost in China Townは、チャイナ・タウンのペタリン・ストリートにある一風変わった小規模なカルチャー・アトラクション。一見見逃してしまいそうだが、土産物屋の奥に入り口があるので、サインを探してみよう。右側にあるブルース・リーの等身大のフィギュアが目印だ。
一階はショップ。二階が迷路風ミュージアムになっている。
左側に小さな階段があるので奥に上がってみよう。二階に上がると有名人のパネルのついた小部屋があり、さらに進むと、迷路のような不思議な空間が現れる。
不思議な迷路のような写真館
迷路の中は小さな博物館のようだ。有名人のパネル、世界のチャイナタウンや歴史についての解説、マレーシアの各地の紹介(クアラ・セランゴールやマラッカなどの写真)、マレーシアの風俗(有名な食事など)などについてのパネルが飾られている。
また、ところどころにセルフィー用の写真撮影スポットが用意されている。写真スポット(セルフィー・ゾーン)では、ラフレシアや巨大なそろばんなど、ユニークなオブジェと撮影ができる。涼みながら少しリラックスするのに丁度良い空間だ。
1階はドレスなどの服や土産物を安く売るショップになっており、訪れた時はRM20統一というシンプルさ。ここで土産物を買いついでに休憩するのもいい。土産物屋の中にも、ちょっとした飾りや休憩スポットがあり、中華街散策の憩いの場として使える。
オーナーは、マレーシア華人アンガス・K・A・NG氏とプリシラ・Y・H・チョンさんの二人。
数年前、このビルを任されたのと同時に、チャイナタウンに気軽なアトラクションがあったらと、迷路を作った。しかし、迷路だけじゃ面白くない。マレーシアの歴史や地理、世界のチャイナタウンや有名人についても知ってもらおうと、迷路の壁に色々なパネルを貼り付けることを思いついたのだそうだ。
初めは有料で運営していたが、無料にして解放し、下に土産物屋を開店。口コミで評判が広がり、今ではチャイナタウンの1スポットとして選ばれるまでになった。
入場無料。
Lost In Chinatown
22, Jalan Petaling,
50000 Kuala Lumpur.
Malaysia.
Contact: +60 12-208 1182
Email: [email protected]
Open Daily: 10:00am till 10:00pm
https://www.lostinchinatownkl.com/