クアラルンプールから日帰りできるサンゴ礁の島・テンゴール(Tenggol)島

 

テンゴール島はクアラルンプールから日帰りも可能な隠れ家的ビーチ。周辺の海ではジンベエザメに出会えることもある。(マレーシアマガジン 壷井宏泰)

 

テンゴール(Tenggol)島はマレー半島の東海岸にあり、トレンガヌ州のドゥングン(Dungun)沖約25kmに位置する。手つかずの大自然が残る小さな島で、周辺ではジンベエザメに出合えることもあり、ダイバーの間では有名なスポット。

 

クアラルンプールから日帰りでダイビングへ

 

ドゥングンのダイビングショップから日帰りダイビングツアーを利用すればクアラルンプールから日帰りで楽しめる。テンゴール島にはバンガローが数軒あり宿泊も可能。島の周辺にはサンゴ礁が広がり、カラフルな熱帯魚を見ることができる。沈船もあり、その周りにはたくさんの魚が群れをなしている。ダイビングがお勧めだが、シュノーケリングでも楽しめる。

 

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今回は、日帰りの3ダイブコースに参加した。8時半からショップで簡単なブリーフィングの後、ボートに乗り込んで40分ほどでテンゴール島周辺のダイビングスポットへ。午前中に2ダイブして、その後テンゴール島上陸して昼食。午後1ダイブして15時ぐらいにショップに戻る。

 

手付かずの自然が残る屈指のダイビングスポット

 

透明度、珊瑚、魚の種類ともに素晴らしく、東海岸屈指のダイビングスポットだと感じた。東海岸にはダイビングスポットはたくさんあるが、いずれもKLから距離が遠く、しかも島での宿泊が前提で、最低でも2泊3日必要となる。テンゴール島は少し無理をすればKLからの日帰りも可能な東海岸ビーチとしても価値が高い。

 

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島内は小さな入り江が一つあるだけで、道路は無い。ダイビングショップと数軒の宿のみがあり、手つかずの大自然が残っている。野生のリスが走り回り、オオトカゲに出合うこともあるそうだ。宿の定員も少なく、まるでプライベートビーチのよう。人のあまりいないビーチで、のんびりと大自然を満喫したいという人にとっては最高の島だ。

 

クアラルンプールから約350kmと少し離れているが、高速道路が整備されていて快適なドライブができる。

 

11月~3月はモンスーンの時期となりダイビングはできなくなる。しかし代わりに大きな波が立つので、ドゥングンの少し南にはサーフスポットが点在している。中でもチェラティンビーチ(Cherating Beach)は国際大会が開催されるほどの良い波が立つことで有名。

 

乾季はダイビングやシュノーケリング、モンスーン期はサーフィンやボディーボードと季節によってさまざまな楽しみ方ができる。

 

クアラルンプールからテンゴール島へのアクセス方法

車で約4時間半(約350km)、バスならクアラルンプールのTBSターミナルから約6時間でDungun(ドゥングン)に到着。そこから高速船で40分程度。

 

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