マレーシアでは現在一部の品目のみに課税されてきた消費税(GST)。18日、課税対象の拡大が報道されたが、当局は決定を取り消したと認めた。
6月18日、中国語紙チャイナプレスは、マレーシア当局が7月より消費税(GST=Soogd and Services Tax)の課税範囲を広げると報道した。7月1日より、免税となってきた60品目ーーシーフード、野菜、フルーツ、コーヒー、紅茶、スパイス、麺類などにも課税を開始するというもの。
ところが19日になり、マレーシアの関税局はこの決定をキャンセルしたと発表。関税局ではスター紙の取材に対し、財務局と協議の結果、命令を取り消すべきだと判断したと話した。