現役のプロとして、子供達と触れ合いたいーー中武駿介さんインタビュー 後編

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マレーシアで活躍するサッカー選手、中武駿介選手。今回は中武選手のマレーシアでの生活やマレーシアで行なっている活動、また今後の抱負について語ってもらいました。(マレーシアマガジン=上地依理子)

 

中武駿介(なかたけしゅんすけ)選手。1990年生まれ。神奈川大学サッカー部でプレーし大学卒業後、単身でシンガポールへ。現在はマレーシアのNegeri Sembilan FAに所属。

 

サッカーはもちろん、それ以外の活動にも勤しむ日々

ーー今のマレーシアでの生活を教えてください
サッカーの練習は1日2、3時間で、それ以外はフリーなので時間がたくさんあります。自主的にジムに行ったり筋トレしたり体幹運動をしたりしますが、それでも時間があります。試合も年間30前後でそんなに多くないんです。マレーシアはスケジュールの組み方が独特で、月に1試合ない月もあれば月に7試合ある月もあります。ハリラヤの時は試合がなかったり、ラマダンの期間中は試合の開始時刻が夜10時になったします。

 

ーーサッカー以外の活動も教えていただけますか?
クアラルンプールには、サッカーをやっている子供が日本人を含めて多いですが、そういう子たちやその親御さんに対して、カフェを借りて座談会をやり、プロになるまでの経験やその時にやっておいたほうがよいことなどを伝えて行きたいと思っています。自分が子供の時に地元のプロの選手と触れ合えたことがあって、それがすごく嬉しかったんです。プロってそういう存在なんだなって思った。日本にいてもプロの人がいきなりカフェに来てサッカーの話してくれるのは、なかなかないと思うので。プロとカジュアルに触れ合える環境を提供したいと考えています。

 

自分としても現役プロ選手という状況をもっと利用したいんです。元プロの方でサッカースクールとか開設したりしてる方もいらっしゃるんですけど、現役プロがやっているのってなかなかない。リアルなことも言え、子供への響き方も変わって来ると思うので、なるべく現役のうちに形にしていきたいなと思っています。

 

カフェトークは月2、3回、モントキアラを中心に不定期でやっています。そういうところでいろいろ話して、もっとうまくなりたい選手を対象に完全プライベートのサッカーレッスンも考えています。

 

子供だけでなくて熱心な親御さんもいると思います。子供が学校行っている間など、親御さんだけでも来てもらって何か伝えて行きたいと思っています。日本ってサッカーのレベルがすごく高くなってきていて、本帰国前に焦るお子さんとか親御さんとかもいらっしゃると思うんですよ。そういう方々のために何かレッスンしてあげたらいいなと思っています。

 

基本的にお子さんを対象に、カフェトークは誰でもウェルカムなんですけど、プライベートレッスンはプロを目指す子、向上心ある子を対象にして行きたいと思います。プライベートレッスンはこれから力をいれてうやりたい活動の一つです。

 

ーー海外でプロとして挑戦してよかったこと
どうにでも生き抜いていける気がします。人種が違う中での環境、契約上の問題など様々な状況に直面しました。どん底の時期もありましたが、まだまだ上にもいけると思いますし、過酷な状況でやり抜くすべというのは日本にいるよりかは付いたと思います。

 

ーーこれからもマレーシアで?
1部リーグでプレーしたいですし、サッカー以外のこともしっかりやって行きたいです。子供向けのこと、若い子たちに投資したいと思っています。そういう思いに共感してくれるスポンサーの方が出て来てくれたらすごくありがたい。サッカーを引退した後のプランは明確にあるわけでない。そのことも頭に入れつつ現役のうちに見つけ出せるように活動していきたいと思います。これからもマレーシアで、なるべくクアラルンプール周辺でやって行きたいです。

 

中武駿介選手Webサイト
https://shunsukenakatake.com

 

中武駿介選手FB アカウント Shunsuke Nakatake
https://www.facebook.com/take.football.jp/

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