バタフライ・ガーデン
マレーシアの避暑地として有名なキャメロンハイランドには、さまざまな観光施設があります。今回ご紹介するのは、バタフライ・ガーデン。中には蝶々の他に昆虫や爬虫類など、たくさんの生き物が飼育されている盛りだくさんの施設です。(編集部Y)
蝶や昆虫だけでなく小動物も楽しめる
タナラタ・バスステーションからブリンチャン方面へ車で10分~15分程度走ると、右手にバタフライ・ガーデンがあります(隣にはバタフライ・ファームもあります)。入場料は大人RM7、子ども(3歳以上)RM4(2017年6月現在。近年値上げしたようです)。
入り口を抜けると、さっそくマレーシアの国蝶「ラジャ・ブルック」がお出迎え。堂々たる存在感で、その動きはかなりスロー。カメラを向けても、手を伸ばしても微動だにしない強者も。時間をかけてじっくり観察することができます。もちろんほかにも大小さまざまな種類の蝶々が。
奥に進むと、昆虫コーナー。昆虫好きの男の子は大興奮間違いなしです。
イグアナなど、かなり立派な大きさの爬虫類もたくさんいます。
小動物のコーナーのほか、サボテンガーデンや、お花のアーチも。美しく力強いブルーが神秘的なヒスイカズラには、吸い寄せられるような魅力が。
一番奥には、標本博物館(小さいですが)もあります。中には日本語表記も。
こちらの施設、失礼ながら外観からは想像がつかない広さです。蝶々だけでなく複数の昆虫・蛇・小動物などの生態が観察でき、お花や野菜の畑などもあります。昆虫好きのお子さんだけでなく、かわいいものが好きな女の子でも充分楽しめそう。子連れだと1時間では足りないくらいでは。敷地内はアップダウンや階段も多いので、ベビーカーの持込みは、厳しそうですが、足元はそれほど悪くないので、小さなお子様も安全に歩くことができます。
併設された売店では、標本やアクリルキーホルダーなどを買うことができます。売店の方は、「ホンモノだよ」と簡単な日本語で話しかけてくれます。自然豊かなキャメロンハイランドですが、森の中での昆虫探しなどはコツも必要ですので、こうした施設で森の生き物たちと触れ合うのもいいですね。
電話 (05)496-1364
住所 P.O. Box 5, 39007 Tanah Rata, 43rd Milestone, Green Cow
開館時間 8:30〜19:00
定休日 無休