マレーシアマガジン https://malaysia-magazine.com マレーシアマガジン - マレーシア移住のための情報サイト Thu, 30 Jul 2020 03:38:01 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.4.2 https://malaysia-magazine.com/wp-content/uploads/2019/12/cropped-siteicon-1-32x32.png マレーシアマガジン https://malaysia-magazine.com 32 32 169505575 【マレーシアに長期滞在】引越しのコツ・準備からパッキングまで https://malaysia-magazine.com/immigration-guide/52516/ https://malaysia-magazine.com/immigration-guide/52516/#respond Thu, 30 Jul 2020 06:00:52 +0000 https://malaysia-magazine.com/?p=52516

マレーシア出発前の手続きが必要なもの

マレーシア出発前に必要な手続きが多数あります。手続きに関しては、計画的に進めておく必要があるでしょう。どのような手続きが必要になるかをあらかじめ把握しておくことが大切です。必要な手続きについてご紹介します。

保険への加入

マレーシアに長期滞在する場合、保険に加入する必要がありますが、初めての場合は日本の保険会社で海外保険に加入するのが良いでしょう。日本と海外では、病院事情が異なり戸惑うケースがありますが、日本の保険会社で海外保険に加入すれば、日系の病院を受診することも可能です。

車の処理

車を所有している方は多いですよね。マレーシアに長期滞在する場合は、車の処理方法についても検討する必要があります。売却する場合は、査定などの手続きが必要になりますし、譲渡する場合は、名義変更などの手続きをしなければならないでしょう。車の処理も予想外に時間がかかるので、1ヶ月程度前から動くのがおすすめです。

日本住居の退去処理

マレーシアに長期滞在するのであれば、日本住居の退去処理が必要になります。退去に関しては、通常1ヶ月以上前に退去の連絡をしなければなりません。賃貸契約書を見直し、退去の連絡締め切りを確認する必要があるでしょう。また、その際、水道、電気、ガス、インターネットなど様々な解約をしなければなりません。時間に追われると忘れがちなので、余裕をもって動くようにしましょう。

年金制度の手続き

海外に転出した場合、日本の年金に関しては支払う必要がありません。しかし、支払わない状態では、将来受け取る年金の額が減ってしまうのです。将来のことを考えると、日本で年金を受け取るのであれば、年金を払い続ける方が安心です。

海外に転出後、年金を払い続けるには、年金の任意加入制度を利用しましょう。市役所、もしくは年金事務所で手続きを進める形になります。しかし、現在加入している健康保険の脱退証明がなければ、任意加入制度を利用することができません。会社などにぎりぎりまで所属している場合は、出国後の手続きを国内にいる人に依頼する必要があるでしょう。

携帯電話の手続き

海外で携帯電話を使用すると通信料金が高額になります。そのため、長期マレーシアに滞在する場合は、携帯電話を解約しておくのがおすすめです。数年で日本へ戻るめどが立っている場合は、番号保留サービスへ申し込むと良いでしょう。
帰国するとすぐに番号を復旧することができます。
しかし、携帯電話の解約、番号保留サービスへの申し込みをすると、携帯電話の使用ができなくなってしまいます。直接店へ行かなくても電話での番号保留サービスへの申し込みが可能なので、海外へ出発する直前に手続きすると良いでしょう。

転送届

郵便物の転送届も忘れがちですが、重要な手続きです。海外へ転送することはできないので、国内で郵便物の管理をしてくれる人へ届くよう設定すると良いでしょう。
オンラインでも手続きが簡単にできます。

VISA取得

VISA取得に関しては時間がかかります。余裕を持って手続きする必要があるでしょう。慣れていない場合は、自力で手続きを行うと、提出書類に不備があり、さらに時間がかかる可能性があります。VISA申請サポート業者に依頼するのも一つの方法です。

デビットカードを作成する

マレーシアでの生活費に関して不安を感じている方がいるのではないでしょうか。
海外でのお金の管理に関しては、デビットカードが便利です。
デビットカードは、お金を使った際にすぐに使った分口座から引き落とすことが可能となるカードです。

現金をATMから引き出すことも可能です。マレーシアに長期滞在する際、現地で口座開設をしようと考える方もいますが、移住証明が必要となるため、すぐには口座開設ができません。それまでは、現金で生活するということもできますが、安全面で不安があるでしょう。日本でデビットカードを作っておくと、非常に便利です。デビットカードに関しては、手続きをオンライン銀行ですることもできます。

転出届

マレーシアに長期滞在する場合は、転出届を提出する必要があります。役所のホームページに必要なものが記載されているので、事前に確認しましょう。

物件探しとホテルの予約

マレーシアに長期滞在する場合は、物件を探す必要があります。物件が決まらないと焦りますが、マレーシアの不動産会社に直接連絡したり、物件見学に事前に行ったりするとスムーズでしょう。現地に行ってから物件の契約をする場合は、時間がかかる可能性があるので、ホテルを予約しておくと安心です。安く泊まれるホテルが多数あるので、確認してみると良いでしょう。

運転免許の更新

マレーシアに長期滞在する場合は、運転免許の更新を日本でするのを忘れないようにしましょう。運転免許の更新が近づくと、出国していても、日本へ帰国しなければならなくなります。事前に更新の期日を確認しておくことが大切です。

海外に長期で行く場合など、期間内の更新が難しい場合は、期日前更新をすることができます。また、指定された国であれば、国際免許で1年間運転できるので、車を運転する予定のある場合は国際免許を取得しておくと良いでしょう。

マレーシアに持っていかないものを日本で保管したい

マレーシアに長期滞在する際、日本での荷物の管理について迷う方もいますよね。
その方法をご紹介します。

トランクルームに保管

マレーシアに長期滞在する際、全てのものを持っていくのは不可能ですよね。日本で保管しておきたいものも出てくるでしょう。全てを処分してしまうと、帰国後1から揃えなければならなくなるので、負担になります。

日本で保管したいものがある場合は、トランクルームを利用しましょう。トランクルームに保管しておけば、家具や家電を帰国後使用することができます。また、アパートなどを解約してトランクルームを契約すると、結果的に費用を抑えることができるでしょう。

不要品は処理する

マレーシアに長期滞在する場合は、現地で調達できるものや不要品は早めに処理しておきましょう。余裕を持って整理すれば、オークションへの出品やリサイクルショップでの買取依頼をすることも可能です。

マレーシアへの引越し荷物。どうする?

マレーシアに長期滞在する際、飛行機を利用しますが、持ち運びできる荷物量には限界があります。マレーシアで手に入りにくいものは、国際便で送りましょう。国際便には航空便、船便がありますが、それぞれ費用、日数が異なります。荷物の準備は時間がかかるため、1ヶ月程度前から行うのがおすすめです。計画的に進めておきましょう。

まとめ

マレーシアに長期滞在する際は、出発前に必要な手続きが多数あります。計画的に進めておかなければ、スムーズに出国できなかったり、現地で不便になったりするので注意が必要です。現地で不自由なく生活するために、万全の準備を整えておきましょう。出発前の手続き、荷物の処理などやるべきことがたくさんあるので、早めに取り掛かることをおすすめします。

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マレーシアから宅配便を送りたい!送り方や送料は? https://malaysia-magazine.com/malaysia-info/daily-life/52505/ https://malaysia-magazine.com/malaysia-info/daily-life/52505/#respond Tue, 14 Jul 2020 03:00:25 +0000 https://malaysia-magazine.com/?p=52505

マレーシア郵便・POS Malaysia

マレーシアで郵便サービスを行っている機関として、POS Malaysiaがあります。POS Malaysiaでは小型包装や手紙、小包などをマレーシアから日本へ郵送することが可能です。宅配便を扱うのはPOS Lajuというサービスです。

オプションサービスも充実しており、保険、宅配便の集積、ウェブ追跡などのサービスも利用できるようになっています。営業時間としては、基本的に午前10時から午後6時となっていますが、モール内にあるものに関しては土曜日も開いているでしょう。

モール外にある郵便局に関しては、営業時間がそれぞれ異なります。また、営業時間外であっても自動で受け付けてくれるシステムを設定しているケースもあるので、非常に便利です。
自動受付に関しては、大きさ、重さに制限がありますが、荷物が少ない場合は利用可能となる可能性が高いです。

クーリエサービス

多くの運送業者がマレーシアにはあり、それぞれがクーリエサービスを行っています。
サービス内容に関しては、それぞれの業者で異なりますし、サービスを行うエリアも限られてはいますが、POS Lajuよりも料金は安いです。また、オフィスに集配に来てくれるというメリットもあります。

運送業者の数は多いので、用途に合った業者を選択すると良いでしょう。大手のクーリエ会社であれば、オンラインの見積もりや予約もできるようになっています。届くまでの日数も比較的短く、最短3日で届けられるのも魅力の一つです。追跡サービスもあり、信頼できるので、重要な書類を送る際にも安心です。

マレーシアの国際宅配便

マレーシアから宅配便を送る手段として国際宅配便があります。国際宅配便の特徴、国際宅配便で送れないものについて知っておくと、実際に利用する際に役に立つでしょう。

国際宅配便の特徴

民間業者としてマレーシアの国際宅配便サービスがあります。料金は比較的高めになっていますが、発送が早く、即日発送も可能となっています。急いでいる方におすすめです。

大型の荷物を送る場合など、最大条件を超えるケースがありますが、国際宅配便の場合は比較的柔軟に対応してもらえます。また、配送可能エリアが広いということや、保険サービスが充実している点も魅力です。万一荷物が破損したとしても、安心です。

一方、民間の業者なので、業者による価格差が激しい点や、場合によっては発送までに時間がかかるケースがあります。国際宅配便を利用する場合、事前にホームページなどで見積もりをしておくと安心でしょう。

国際宅配便で送れないもの

食品関連では、酒類、生菓子などの腐りやすいもの、野菜、果物など生鮮食品、肉製品、未加工の大豆、健康食品、生米、乳製品、植物防疫法に抵触する可能性のある小麦粉、コーヒー豆などは送ることができません。動植物関連では、切花、盆栽などの種や土、昆虫、魚、動物、動物の毛皮は送ることができません。その他象牙、アロエなどのワシントン条約に抵触するものも送れなくなっています。
危険物や薬も送ることができません。危険品は花火、ライター、スプレー、接着剤、塗料、ヘアムース、香水、カイロ、磁石、漂白剤、オイル、肥料なども含まれています、リチウム電池が使用されているパソコン、携帯ゲーム、腕時計、音楽プレーヤー、デジタルカメラ、ビデオ
カメラ、体温計、炊飯器なども送ることができなくなっています。

刃物、ガススプリング、劇物、毒物、医薬品、麻薬、医療機器も禁止です。その他、現金、小切手、クレジットカードなどの金銭品、パスポート、免許証、美術品、たばこ、船用品など送れないものが多数あるので、事前に確認しておく必要があるでしょう。

マレーシアから日本に安くで荷物を送るには

マレーシアから日本に荷物を送る場合、できるだけ安くで送りたいですよね。そんな方向けにおすすめの方法をご紹介します。メリット、デメリットがあるので事前に知っておくと便利です。

Flexi Packが安い

Flexi Packは自分の送りたいものを専用の箱、もしくは封筒で送ります。送り方は、専用の入れ物に荷物を入れて必要事項を記入するだけなので簡単です。送る国によって、送料が異なります。サイズはXS~Mであれば封筒で送ることができ、LとXLであれば箱で送る形になります。

軽いものであれば安くで送ることができるので、おすすめです。マレーシアから日本へは6~14営業日以内には届くことになっています。ただし、マレーシアから日本へ荷物を送る場合、期日通りに着かないことも多いので、急いでいる方にとっては不向きかもしれません。また、Flexi Packでは送れないものもあるので、事前に確認するようにしましょう。

逆に日本からマレーシアに荷物を送る方法

マレーシアに移住した場合や長期滞在する場合、逆に日本からマレーシアに荷物を送ってもらうケースもありますよね。日本からマレーシアへ荷物を送る方法として、国際eパケットライト、国際書留・保険付書状、EMS、国際小包のSAL便、航空便、船便があります。送り方は複数ありますが、封筒、もしくは段ボールでの梱包作業が必要です。大きさ、重さによって制限がありますし、金額も異なるので、比較して最適な方法を選択する必要があるでしょう。

国際eパケットライト

国際eパケットライトは3辺合計が90cm以内であれば利用可能です。2kg以内であれば530円~の料金となります。国際eパケットライトは海外に小さい荷物を低価格で送ることができます。日本で言うと、レターパック、ゆうパックに近いイメージでしょう。

国際書留・保険付書状

国際書留・保険付書状は手紙、はがきサイズです。料金は500円~となっています。国内で言うと、普通郵便に近いイメージです。

EMS

EMSは3辺合計が3m以内であれば利用でき、30kg以内であれば料金は1400円~です。国際郵便としては、届くのが最も早いので人気です。

国際小包

国際小包はエコノミー航空を利用するSAL便、飛行機を利用する航空便、船便があり、3辺合計が3m以内であれば1700~1800円程度の料金から利用可能です。比較的大きい荷物を海外に送ることができます。

日本からの荷物を受け取る際の注意点

日本から荷物を送る場合、高価なもの、新品などを送ると課税の対象となる可能性があります。特に通販で日本からの物品を受け取る際は注意しましょう。

まとめ

マレーシアに長期滞在したり、移住したりした場合、マレーシアから日本に宅配便を送りたいという機会はあるでしょう。マレーシアで宅配便を送る場合、方法によって料金が異なるの
で、あらかじめ郵送方法を把握しておく必要があります。

また、マレーシアから宅配便を送る場合は、日本とは違い、発送日時が予測できないケースがあります。1週間以上かかる可能性もあるので、急ぎの場合は事前に確認しておくと安心です。送るものによって、最適な郵送方法は異なります。

また、逆に日本からの荷物を受け取るケースもあるでしょう。日本からマレーシアへ宅配便を送る方法についても把握しておくと便利です。日本とマレーシア間の郵送に関して、物によっては課税の対象となる可能性があります。そのようなことに関しても把握しておくと、スムーズでしょう。

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【30代女性が活躍中!】マレーシアの女性向けの職業3選 https://malaysia-magazine.com/job/52499/ https://malaysia-magazine.com/job/52499/#respond Wed, 01 Jul 2020 03:00:42 +0000 https://malaysia-magazine.com/?p=52499

マレーシアで働く女性達

マレーシアでは多くの女性が活躍しています。しかし、マレーシアで働く女性達の実情が気になりますよね。マレーシアでの平均給与、文化、職場環境などをご紹介します。マレーシアで働く際の参考になる情報があるのでぜひ見てみてくださいね。

ワークライフバランスを保てる

マレーシアでは家庭優先という考え方があるので、残業をすることがあまりありません。
そのため、家庭を持っている女性にとっては働きやすい環境が整っているでしょう。家族との時間を第一に考えるというのは、日本との違いです。日本では残業、休日出勤が当たり前という風潮がありますが、マレーシアではそのようなストレスからは解放されるでしょう。

人生の幅が広がる

マレーシアで働く女性は人生の幅を大きく広げることができます。英語力を高めることができますし、他国とのつながりもあるので、他国への就職も夢ではないでしょう。

マレーシアで働く女性が確認すべき項目

マレーシアで働く際には、事前に確認しておくべき項目があります。マレーシアで働く際は、職業によって求められる能力が異なるのです。自分の強みを生かせる職業に就くことでやりがいを感じることができますし、給与面でも有利になります。

どの程度英語力が必要か

マレーシアで働く際、職業によっては高い英語力を要求されるケースがあります。もちろん、英語力がそれほど要求されない職業も多数あります。就職する際は、どの程度英語力が必要かを確認しておくことが大切です。

英語力が高いと、職業の幅は広がりますし、給与面でも有利になるでしょう。英語を全く話せない場合は、職業が限られてくるので、思うように稼げないというケースもあります。また、マレーシアではマレー語が必要ではないかと考える方もいますが、就職の際マレー語を話せる必要性はほとんどありません。

多民族国家であるマレーシアでは様々な言語が使用されているため、英語が公用語となっているのです。マレー語が話せるよりも、英語力の方が求められる国と考えて良いでしょう。

マレーシアの文化を理解する

多民族国家であるマレーシアには様々な文化があります。文化を理解しておかなければ、トラブルに巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。マレーシアではイスラム教のノンハラル文化があります。ノンハラル文化では豚肉を食べるのが禁止されているので、イスラム教徒の前で豚肉を食べることは許されないのです。

飲食業、スーパーで働く際なども、そのような文化があることを知っておく必要があるでしょう。また、マレーシアでは家庭を最優先する文化があります。日本では仕事第一という風潮があり、なかなか家庭の事情で休むのが難しいケースもありますが、マレーシアでは、家庭を優先しないと非難されがちです。

家族が病気の際は仕事を休んで看病したり、子どもを優先したりするのは当然と考えられているのです。家族優先という文化を知らなければ、衝突する可能性があるので注意しましょう。

マレーシアの女性向けの職業

マレーシアの女性向けの職業をご紹介します。英語力や持っている技術によっても変わってきますが、多くの女性がマレーシアで活躍しています。自分に合う職業を探してみましょう。

製造業

マレーシアに進出している日系企業が多いのが製造業です。製造業に関しては、仕事の求人が多いので、比較的就職しやすいでしょう。日系企業の製造業に関しては、比較的供与面も良いので、人気です。福利厚生もしっかりしているので、女性が働きやすい環境が整っているでしょう。

カスタマーサポート(コールセンター)

カスタマーサポート(コールセンター)は、問い合わせに対応する仕事をメインで行います。英語が苦手でも就職可能で、多くの女性が活躍しています。マレーシアで働く際の最初のステップとして、カスタマーサポートにチャレンジするのはありでしょう。給与はそれほど高くはないですが、カスタマーサポートに就職しながらスキルアップしたり、英語を勉強したりする女性も多くいます。

営業

日系企業がマレーシアには多数進出しています。そのため、ビジネスをスムーズに進めるためにはやり取りしっかりできる営業職が非常に大切なのです。営業職に関しては、英語が必須なので、英語力を高めておく必要があるでしょう。多くの女性が活躍しているやりがいのある職業です。

ネイリスト/美容師

ネイリスト、美容師に関しては、国によって給料の相場が違いますが、マレーシアの場合は、給料が比較的高いでしょう。ネイリスト、美容師として軌道に乗って働くことができれば、貯金もしっかりできると言われています。また、ネイリスト、美容師は実力次第で給料を上げることが可能です。

ネイリスト、美容師に関しては現地でのコミュニケーションも重要になるため、英語力を高めておく必要があるでしょう。丁寧な接客をすると、その分実力を発揮する機会も増えます。

飲食業

マレーシアには日本からの移住者がとても多く、日本食レストランや日本人向けの外食チェーン店も多数あります。そのため、飲食店でのスタッフも必要になるのです。飲食業に関しては、それほど高い英語力は必要ないので、比較的チャレンジしやすい職業と言えるでしょう。

翻訳

翻訳に関しては、最も語学力が求められます。また、人との関わりも大切になるので、コミュニケーション力も必要でしょう。マレーシアで翻訳としての仕事をする場合は、マレーシア語の言語能力テストなどにチャレンジする必要があります。

また、英語力も必要となるので、TOEICなどの試験を受け、英語力を証明しなければなりません。様々な実績を元に、実力が認められれば、翻訳者として軌道に乗った仕事ができるのです。翻訳は、特別な資格が必要となるわけではないですが、それなりの経験、実績、語学力は必要です。能力次第では、女性が活躍できる職業の一つでしょう。

まとめ

マレーシアでは多くの女性が活躍できる環境が整っています。給与面も最低賃金は保証されていますし、物価は日本と比較して安いので十分に生活できるでしょう。語学力、技術力を持っているほど、職業の幅は広がります。また、日本とマレーシアでは文化に違いがあることを認識しておくと、トラブルを未然に防ぐことができます。マレーシアの女性向けの職業を知り、自分に合う職業にチャレンジすると良いでしょう。

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マレーシアのメイドサービスの利用方法から注意点まで https://malaysia-magazine.com/malaysia-info/daily-life/52492/ https://malaysia-magazine.com/malaysia-info/daily-life/52492/#respond Fri, 05 Jun 2020 11:00:05 +0000 https://malaysia-magazine.com/?p=52492

マレーシアのメイドサービスの種類は2種類

マレーシアのメイドサービスの利用スタイルは通いと住み込みの2種類があります。通いの場合は、家事、掃除などの手伝いが必要になった際にその都度来てもらうケースと、週に1回など日時を決めて通ってもらうタイプがあります。住み込みは文字通り住み込んで仕事をしてもらう形です。

通い、住み込みとも、基本的に使用する道具は雇い主が準備します。住み込みの場合、寝具、食費、生活雑貨などの準備も雇い主がする必要があります。

マレーシアでのメイドの探し方

マレーシアでは日本と比較し、安くでメイドを雇うことができるので、マレーシアでバリバリ働く場合は、メイドを利用したいという方もいるでしょう。しかし、マレーシアでのメイドの探し方が分からないという方もいますよね。メイドの探し方は複数あります。質の高いメイドに出会うために、まずはメイドの探し方を把握しましょう。

紹介業者に手数料を支払って依頼する

紹介業者に手数料を支払って依頼する方法があります。紹介業者はメイドの専門業者ではありますが、紹介するメイドの質を担保しているとは限らないので注意が必要です。単なる派遣業務を行っているだけのケースもあり、メイドが家事に慣れていなかったり、マナーが悪かったりするケースもあるでしょう。

実際にメイドは専門的なトレーニングや高度な教育を受けているわけではないので、国際的なマナーを理解できていない可能性が高いのです。安い費用で紹介されるので、あまり期待はできないでしょう。メイドの質を担保したい場合は、それなりに高額な紹介料を支払う必要があります。

コンドミニアムのマネジメントオフィスに紹介を依頼する

コンドミニアムのマネジメントオフィスに紹介を依頼するのも一つの方法です。特に、ペナン、クアラルンプールといった大都市で、家賃が高めのコンドミニアムに住む場合、メイドを利用する世帯が多くあります。そのような環境が整っていれば、複数世帯が通いのメイドを共有することが可能なのです。

また、コンドミニアムで働いているメイドは、評判が悪くなるとデメリットが大きいため、真面目に仕事をしようというモチベーションが保たれています。コンドミニアムのマネジメントオフィスの紹介はメリットが大きいですが、全てのコンドミニアムで利用可能なわけではありません。ペナン、クアラルンプール以外では利用できないケースも多いでしょう。

メイド同士の紹介

知人がメイドを雇っているのであれば、メイド同士の紹介という方法もあります。しかし、この方法の場合は、仕事の質を考慮して紹介してくれるわけではないので、メイドの質には不安があります。どうしても見つからない場合の最終手段と考えるとよいでしょう。

メイドへの給料は?

日本では料理、洗濯、掃除などを依頼すると、月数十万円かかりますよね。しかし、マレーシアは日本よりも人件費が安いため、メイドを利用する方が多くいます。マレーシアの場合、通いのメイドであれば1時間当たり日本円で800円程度となります。

住み込みの場合は、2,5000円程度が目安です。金額は契約条件、スキルなどによっても異なるのであくまで目安と考えると良いでしょう。いずれにせよ日本と比較し費用が安いので、利用する方が多くいます。特に共働きの世帯にとっては、メイドはありがたい存在になるでしょう。

メイドサービス利用の注意点

メイドサービスは便利ですが、注意点があります。マレーシアでは比較的安く利用できるので、メイドを雇う家庭が多くありますが、トラブルが発生しているのも事実なのです。マレーシアでメイドを雇う場合は、注意点を把握しておきましょう。

盗難に注意

マレーシアでメイドを雇う場合は、盗難に注意が必要です。
長期間の付き合いがあり、信頼関係ができていたとしても、貴重品の管理はしっかりしておきましょう。マレーシアでメイドを雇い、高級品が盗まれたという事件が発生しています。普段何の問題も起きていないメイドであったとしても、スキがあると、予想外の行動を取る可能性があります。

メイドを雇う際に、身分証明のコピーを取っておくのも有効です。メイドに家の鍵を預けて不在時の家事を依頼している家庭がマレーシアには多くあるので、防犯対策をする必要があるのです。

ドタキャンに注意

マレーシアでメイドを雇う場合、ドタキャンされることは覚悟しておいた方が良いでしょう。日本では、ドタキャンされるケースはほとんどないですが、マレーシアでは事情が違うのです。

予約を忘れたり、当日ドタキャンされたりすることは珍しくありません。また、時間に遅れたとしても、連絡をくれるケースはほとんどありません。遅れるときは連絡をするように伝えると、機嫌を損ねるメイドもいるのです。メイドに頼りきっていると、当日困るという事態になるでしょう。

馴れ合いになる可能性あり

メイドの仕事を何度も依頼していると、馴れ合いになり、管理するのが難しくなるケースがあります。プライベートの話をしすぎると、馴れ合いになる可能性が高まるので、仕事とプライべートの線引きをしっかりしておきましょう。フレンドリーな対応をしすぎないことも大切です。

仕事をさぼる

特に住み込みのメイドの場合に多いですが、雇い主不在の場合に仕事をさぼるケースがあります。ベビーシッターを兼ねてメイドを雇っている場合、子どもの世話をあまりせずに遊んでいるというトラブルもあるので注意が必要です。メイドの質が担保されていないので、雇い主がしっかりメイドをマネジメントすることが大切なのです。

メイドサービス以外の方法

マレーシアではメイドサービス以外にも様々なサービスがあります。メイドを雇い、家事全般を任せるのではなく、クリーニング、育児など必要な部分のみのサービスを受けるというのもありでしょう。

クリーニングサービス

マレーシアでのメイド以外のサービスとして、クリーニングサービスがあります。
メイドというくくりで家事全般を依頼すると、クオリティに問題があるケースがありますが、2週間に1回程度クリーニングのみを依頼するという方法もあります。

タイル貼りの家が多いマレーシアでは、モップがけが必要となりますが、クリーニングサービスに特化して依頼すると、仕事のクオリティが高いので満足できるでしょう。

育児サポート

マレーシアで働く場合、育児サポートをしてもらうのはとても重要ですよね。メイドとしてベビーシッターを雇う方法もありますが、複数の託児所もあります。メイドが不安な場合は託児所を利用するのも良いでしょう.託児所であれば、情報収集をしやすいので、安心して利用できます。

まとめ

マレーシアではメイドを安く雇うことができるので、上手に利用すればとても便利です。しかし、メイドの質が担保されていないケースも多く、盗難、ドタキャン、仕事の質の悪さなどトラブルが生じることがあるでしょう。

トラブルが生じた場合は、エージェントに相談すると、無料で新しいメイドに変更してもらえるケースもあるので、その都度解決する必要があります。メイドを慎重に探し、気持ちよく利用できると良いですね。

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マレーシアの洗濯事情 https://malaysia-magazine.com/malaysia-info/daily-life/52478/ https://malaysia-magazine.com/malaysia-info/daily-life/52478/#respond Tue, 02 Jun 2020 03:00:26 +0000 https://malaysia-magazine.com/?p=52478

マレーシアの洗濯事情

長期滞在の場合、ホテルではなくコンドミニアムやサービスアパートで滞在をされる方が多いと思います。
マレーシアの物件は基本的に家具家電付きがデフォルトなのですが、物件によっては洗濯機が付いていない場合もあります。
日本だと洗濯機って生活するうえで必要不可欠なのですが、マレーシアではクリーニング屋やコインランドリーの値段が安い為、わざわざ家に洗濯機を置かないケースがあるようです。そのため、コンドミニアムには必ずと言っていいほどコインランドリースペースや敷地内または近隣にクリーニング屋がある場合が多いです。
とは言え、一人暮らしならまだしもご家族で滞在されている方なら毎日たくさんの洗濯物を抱えてランドリーまで行くのはかなりのストレス。
もちろん物件によっては洗濯機付きの物件はありますし、日本人などの外国人向けの物件の多くは洗濯機もついている場合が多いのでご安心ください。

家庭の洗濯機

ご家庭で洗濯をする場合に気になるのはマレーシアで購入できる洗剤や、洗濯に使われる水についてではないでしょうか。
以下でマレーシアの洗剤や水についてご紹介しますね。

マレーシアで購入できるおすすめの洗剤

マレーシアのスーパーマーケットの洗剤コーナーは驚くほどの広さで、家庭用の洗剤も大容量で売られているものが多いです。外資のブランドも多く進出しているので日本で使用していたものと同じメーカーの製品を購入する事も可能。
種類や香りが多く、どれを買うべきか迷ってしまう方の為に、無香料と香り付きの2種類のおすすめをご紹介します。
① 無香料派におすすめなのはAttack
無香料で汚れの落ちが良い洗剤を使いたい方は、花王(KAO)のAttackがおすすめです。
さすが日系メーカー。ローカル品に比べると少し値段は高いですが、少量でしっかりと汚れを落としてくれます。

② 香り付き派におすすめなのはDYNAMO
洗濯後に漂うフローラルな香りが好きな方はDYNAMOがおすすめです。
汚れの落ちはもちろんのこと、外国製の洗剤特有のキツイ香りはなく、ほのかに香る所が人気の秘密。
実は長期滞在する日本人の奥様の中でも使っている人が多いのが、このDYNAMOなんだとか。
価格も安定のローカルプライスですので、洗濯物が多く一日に何度か洗濯機を回すご家庭には重宝されるでしょう。

水はきれいなの?

マレーシアの水はお世辞にも綺麗とは言えませんので、当然ですが水道水を飲むことはできません。決して水そのものや浄水機能が悪い訳ではなく、各家庭にまで流れていく水道管に問題があるようです。
しかし赤さびが混ざっている、茶色く濁っているなどという事はありませんので、浄水器を付けたり、一度沸騰させれば飲むこともできます。
水道から出てくる水でそのまま洗濯をしても問題ないのですが、白っぽい洋服は何度も洗濯している間に黒ずんでくるので、日本に比べるとダメになるスピードが速いと言えるでしょう。
家庭によっては簡易的な浄水フィルターを設置し、洗濯の水を綺麗にしているところもあるようです。

クリーニング店を利用する

家で洗濯出来ない物や、家に洗濯機がない場合にはクリーニング店を活用する事になるでしょう。
マレーシアのクリーニング店では、ドライクリーニングやお洒落着洗い、染み抜きなどの他に洗濯代行を行ってくれます。日々の洗濯物を袋に入れて持参すれば、大体1㎏=いくらという価格で洗濯を行ってくれます。
お店にもよりますが、1㎏あたり4~6リンギット(およそ100~150円)くらいが相場のようで、朝出せば夕方ごろに受け取り可能。
スーツやYシャツのクリーニングについては、スーツ一式22リンギット(約560円)前後、Yシャツ1枚10リンギット(約260円)以下のお店が多いようです。
マレーシアではここ数年の間でコインランドリーが急激に増えたという背景から、クリーニング店で洗濯代行を依頼するお客さんは減ってきているのだとか。しかし、安くて時間も有効に使えるので、コインランドリーで洗濯が終わるのを待っている時間がない時なんかにはとても便利なサービスですね。

コインランドリーを利用する

ここ数年で一気に増えてきたコインランドリーは、洗濯機の無い家が多いマレーシアでは利用率がとても高いです。
一般的な街のコインランドリーは勿論なのですが、各コンドミニアムの敷地内に住民専用のコインランドリースペースを設けているところも多いです。チェーン展開しているコインランドリーの会社も色々とあり、その多くが24時間営業なので、空いた時間にいつでも利用できるのが便利なポイント。

価格と使用方法

マレーシアのコインランドリーの仕組みは日本と似ていて、洗濯機と乾燥機の両方が設置されているのが一般的。
料金の支払い方法は、洗濯機に直接コインを入れて使うものと、専用のトークンやカードを購入して使うものの2種類があります。
10~30㎏対応の大型洗濯機や乾燥機を設置しているランドリーが多いので、お布団などの大きなものの洗濯にも便利です。
価格は1回の洗濯で4~6リンギットが相場ですが、地域や使用する洗濯機の大きさによって異なります。
仕様の際は洗剤や柔軟剤が自動で出てくるタイプと、自分で入れるタイプがあるので、どちらかわからない場合は持参するのが無難です。
もし忘れてもランドリー内に自販機を設けている所も多いですし、近くのコンビニで使い切りタイプの洗剤も簡単に手に入りますよ。

日本との違いは?

日本のコインランドリーとの違いのひとつは水温が選べること。
マレーシアのコインランドリーでは、冷水・常温水・温水の3タイプの水を選ぶことが出来、温水の方が1リンギットほど料金が高いです。
また、乾燥機については日本だと10分いくらという単位が一般的ですが、マレーシアでは1回25分で、その後は数分単位で延長ができるという仕組みです。

コインランドリーのメリット・デメリット

コインランドリーのメリットは、一般的なクリーニング店でのランドリーサービス(洗濯代行)よりも価格が安いという点でしょう。しかし、洗濯物の量が少ない場合は、一般ランドリーでお願いしたほうが安く住む場合もあります。
逆にデメリットを挙げるとすれば、洗濯・乾燥中にコインランドリーで待機しておかなければならない点です。
小一時間程動けないのは少し不便を感じるかもしれません。

まとめ

日本に比べて洗濯機のない家庭が多いマレーシアの背景には、格安の洗濯代行業者や、便利なコインランドリーサービスの発展があるようです。
個人的には家で自由に洗濯ができる方がありがたいとは思いますが、もし自分が借りた家に洗濯機がなかったとしても、あまり不自由なく生活できるのは嬉しいところですね。

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40代から考えるマレーシア移住計画 -仕事編 https://malaysia-magazine.com/immigration-guide/52435/ https://malaysia-magazine.com/immigration-guide/52435/#respond Fri, 08 May 2020 03:00:39 +0000 https://malaysia-magazine.com/?p=52435

40代からマレーシアに移住計画!

日本では、40代からマレーシアへの移住を計画する人が増えています。生活するにも仕事をするにも最適と言われているマレーシアですが、どんな理由でそこまでの人気が出てきたのでしょうか?ここでは、マレーシアへ移住する理由を始めとして人生設計の参考になるような内容を紹介していこうと思います。

仕事が多様化する時代においてマレーシアへの移住はベスト

近年、日本の仕事のあり方が大きく見直されようとしています。会社に雇用されるだけでなく、自分でビジネスができる機会が増えて、時間や場所を問わず仕事ができるようになってきました。

40代までのキャリアを日本で積んだという経験はマレーシアで優遇される可能性もあり、培ったスキルを活かしたステップアップ先としても魅力的です。

例えばプログラマーであれば、クラウドワーカー的な働き方でも十分に成果を出すことが可能です。どの場所へ行ってもパソコン1台とネット環境さえあれば、何でも出来てしまう時代において、複数のメリットがあるマレーシアへの移住は自然な考えなのかもしれません。

今後の日本を考えてもマレーシアへの移住が有意義

今後の日本を考えた時に、マレーシアへの移住が有意義な選択になる可能性が高いです。例えば、消費税が10%に上がった日本では物価が上昇し賃金が変わらない事態になっています。それ以外にも、上がり続ける社会保険や厚生年金問題、少子高齢化など普通に生活するだけでも大変な時代になっていますよね。

生活水準を日本よりも上げるチャンスがマレーシアにはあると考える30代、40代の方々から、家族を連れてのマレーシアへの移住、そして起業や海外就職についてのお問い合わせをマレーシアマガジンでも日々多くいただいています。

どう働くかでビザが変わってきます

マレーシアの就労ビザには、いくつかの種類があり「どのように働くか?」によって取得するビザも変わってきます。申請時の費用は、どのビザでも同じですが取得条件や制限の部分で大きく変わってくるので「どのビザが自分にあっているのか?」を見極めてから手続きするようにしましょう。ここでは、就労ビザを種類別に詳しく紹介していきます。

雇用パス

雇用パスは、現地であるマレーシアで雇用される方が対象のビザです。現地で登記された企業の従業員として雇用されるケースなので、出張者は含まれません。雇用バスの大きな特徴はカテゴリー別に「最低月額給与」が異なる点です。また被雇用者だけでなく、雇用主にも資本金に関する要件が設定されているので「どんな会社でも雇用パスで働ける」という訳ではありません。条件を以下の表でまとめているので参考にしてみてください。

カテゴリー 最低月額給与 雇用期間 家族帯同の可否 メイド雇用の可否 更新
カテゴリーI 10,000リンギ以上 5年まで 更新時に考慮される
カテゴリーII 5,000~9,999リンギ 2年まで 更新時に考慮される
カテゴリーIII 3,000リンギ~4,999リンギ 1年以下 不可 不可 更新は最高2回まで

引用:https://www.jetro.go.jp/world/asia/my/invest_05.html

レジデンス・パス

レジデンス・パスは、国家の重要な経済分野における優秀な外国人をマレーシアへ誘致するのが目的とされているビザです。オンライン申請も可能で、「Talent Corporation Malaysia Bhd」というウェブサイトへアクセスすれば簡単に手続きできます。レジデンス・パスの要件は以下の通りです。

  • マレーシアで最長10年の就労・滞在が可能
  • パスを更新せずに就労先の変更が可能
  • 配偶者及び18歳未満の同伴家族も当該パスの申請が可能で、配偶者も雇用パスの取得なしに就労可能
  • 18歳以上の同伴家族、両親、義理の両親も5年の滞在ビザ(Social Visit Pass)の申請が可能

引用:https://www.jetro.go.jp/world/qa/04A-010959.html

プロフェッショナル・パス

プロフェッショナル・パスは、籍をマレーシア国外の企業にしたまま、プロジェクト要員や専門技術指導等で滞在する場合に発行します。スケジュールとして1年以内の滞在で確定しているケースに使われるビザなので、長期的な出張の感覚です。これもオンラインによる申請が可能ですが、現地での活動内容の予定表やマレーシアでの保証人が必要になります。

企業側で予定がきっちり決まっている場合の就労ビザであると言えますね。尚、家族の帯同が認められていないビザになるので注意しておきましょう。

雇用パスを取得している駐在員の配偶者・子供の滞在ビザ及び就労許可

雇用パスを取得すると、家族を帯同させて「ディペンデント・パス」が発給可能です。子供であれば、学童として「Study Approval」を取得し学校へ行くこともできます。また配偶者であれば「ディペンデント・パス」で就労許可を得ることも可能なので雇用パスの取得は家族にも大きな影響を与えると言っても良いでしょう。

マレーシア人の外国人配偶者の就労許可

マレーシア人と結婚すれば、配偶者として長期で滞在可能なビザを取得するだけで就労許可を得ることができます。最長5年は、長期滞在ビザが有効なので一定期間就労することができますよ。

マレーシアで就職するならどんな職種がおすすめ?

マレーシアで就職する場合「日本と大きく環境が違うのか?」と心配になる方が多いかもしれません。ここでは、日本人が活躍できるような職場がマレーシアにあるのかを調査してみました。マレーシアで、おすすめの職種をいくつか紹介していきましょう。

石油会社におけるコーディネーター業

マレーシアでは、国営の石油会社がたくさんあります。天然ガスや石油を扱っているマレーシアでは、国外への輸出が活発なので、タンカーや船積の管理が大変。システムによるスケジュール管理や書類送付等の細かな事務作業が頻繁に行われています。英語が使えるマレーシアでは、海外とのコミュニケーションが肝になるので気配りが重要になる場面も少なくありません。このような細やかな対応は日本人が得意とする分野であり、40代まで、ハードワーカーとして名高い日本の企業で、どのように働いてきたのか?など、現地で評価される経験をアピールポイントを持って挑める職種です。

部品製造などの工場

工場を持つ日本企業の中には、マレーシアに支店を持つ会社がたくさんあります。このような工場での環境では、少数の日本人と多くのマレーシア人(それ以外も含む)が作業ラインで働いていることが少なくありません。また高い技術力を持っている日本人が指導にあたっているケースもあるので、異業種でも日本でどのように仕事に取り組んできたか?なども考慮してもらえ、比較的就職しやすいケースが考えられます。また外国でも日本クラスの福利厚生があるので、安心して仕事できますよ。

学習塾や専門学校の講師

現地では、日本語を学びたいというニーズも意外と多いのが特徴。もし日本で教育系の仕事をされていたのであれば、日本語の学習塾や専門学校で講師として働くのも選択肢の1つです。マレーシアでは、小中学生を対象にした日本語検定があったり日本文化を学ぶ機会が多くあります。こうした学びの場へ、日本人講師として出向くのも良い仕事先と言えるでしょう。キャリアを積んだ40代であれば信頼も獲得でき、優遇されることも期待できます。日本語を再認識する機会になるだけでなく、現地の言葉を同時に覚えていけるので一石二鳥と言えますね。

日本人の採用教育・人事系の仕事

マレーシア進出をしている日本企業が多い中で、日本人の採用や受入も活発に行われています。日本人を安心させるためにも、受入時は同じ国の方がいれば心強いもの。だから現地でも、日本人を受け入れる専用窓口担当の役割は重宝されます。コミュニケーションの橋渡し的な役割もあるので、語学のスキルがアップすることは間違いありません。福利厚生もしっかりしていて、中には社宅まで完備されている企業もありますよ。

外資系企業の日本語カスタマーサポート部門

マレーシアには数多くの外資系企業がアジアの拠点として世界中から集まっています。グローバル展開をするため多様な言語でのサポートが必要になります。特に日本語サポートは需要が高く、ネイティブの日本語対応が必要なカスタマーサポートなどは40代でも活躍できる人気の職業です。

マレーシアに住むなら起業を検討

前述のとおりマレーシアで暮らすのは、今までよりも快適な人生を贈る手段として有効的です。現地で働くための手段を色々と紹介しましたが、今までの日本でのキャリアを活かし、もしくは心機一転、新しいアイデアを形にして、起業するするのもお勧めです。マレーシアで起業すれば、就労ビザを取得する必要もなく自分で日本の仕事を遂行することも可能です。報酬も日本の通貨で受け取れるので、物価の安いマレーシアで「ゆとりのある生活」が思う存分できますよね。マレーシアへの移住と起業をこの機会に、検討してみてはいかがでしょうか。

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海外就職エージェントってどんな事してくれるの? https://malaysia-magazine.com/job/52427/ https://malaysia-magazine.com/job/52427/#respond Tue, 05 May 2020 03:00:35 +0000 https://malaysia-magazine.com/?p=52427

マレーシア就職のおおまかなステップ

ステップ1:相談

マレーシア就職に興味を持ったら、まずは海外就職エージェント(紹介会社)に相談してみましょう。
メールでもLINEでも大丈夫です。
実際にマレーシアに住んでいるコンサルタントに現場の声を聞くのが一番です。
就職や案件のことはもちろん、生活に関することまで、わからないことはこの時点でなんでも聞きましょう!

また面談の際に、自身がビザの条件をクリアしているかコンサルタントに確認しておきましょう。
マレーシアは就労ビザ取得のために学歴や職歴に一定の条件があります。
ビザなどの条件などを確認しましたら、現在募集している案件について話を聞きましょう。
案件を紹介してもらう際には、しっかりと会社名、勤務地、仕事内容、給与、雇用条件、福利厚生、日本人のスタッフがいるかどうかなど聞きましょう。

ステップ2:書類作成

応募したい案件がありましたら、海外就職エージェントに応募に必要な書類を送ります。
マレーシア就職の場合は、基本的に必要な書類は履歴書・職務経歴書です。(*英語のポジションの場合は英文レジュメ。)

ステップ3:模擬面接

書類選考が通過しましたら、採用企業との本番の面接の前に模擬面接をサポートしてくれるエージェントもあります。オンラインでの面接が初めての方は必ずやっておいた方がおすすめです。
エージェントの方に、どんな質問が過去に聞かれたのかなど質問してみるといいかもしれません。
知っている可能性もあります。

ステップ4:面接

海外就職エージェントエージェントが求職者の方と先方の採用企業を繋いでくれます。
面接日時が決まると、エージェントから面接の流れの説明があります。
本番当日は面接の時間になると、先方の採用企業から電話がかかってきて、面接が始まります。

1.海外就職エージェントがサポートできる事

就職に不可欠な面接のノウハウをサポート

先ほども少し触れましたが、面接をサポートしてくれるエージェントもあります。
マレーシア就職において良く聞かれる質問や過去の傾向などの情報を持っているところもあります。エージェントを利用するメリットとも言えますね。
模擬面接終了後にはそれぞれの質問に対する答え方のフィードバックなどがもらえます。
それらを改善して、本番に臨みましょう!

2.就職後も相談できる

マレーシアでの住まいのサポートなどエージェントの中には内定後のアフターサポートをしてくれるところもあります。
英語もなかなか話せずに、初めての海外就職で一人で住居を探して契約するのはハードルがものすごく高いですよ。そんな状況でお住まいのサポートなどしてくれるエージェントは心強いです。
勤務地周辺のコンドミニアムを中心にコンドミニアム見学ツアーなど行っているところもあるので求職者にとっては助かりますね。

マレーシアに就職したくなったらいつでもご相談ください!

マレーシアマガジンと提携するトビビトは、海外就職に強いエージェントです。記事内にもありました、模擬面接での就活サポートや、内定後の住まいのサポートまで、細やかなサポートを日本語で対応しております。マレーシアで就職する際、日本滞在時から、現地のスタッフが不安な事にもお答えいたします!

マレーシア就職でご不明な点などありましたら、お気軽にご相談ください!

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マレーシアのwi-fiは速い?インターネット事情 https://malaysia-magazine.com/malaysia-info/daily-life/52422/ https://malaysia-magazine.com/malaysia-info/daily-life/52422/#respond Sat, 02 May 2020 03:00:13 +0000 https://malaysia-magazine.com/?p=52422

マレーシアのwi-fi事情

マレーシアに移住する場合、インターネットは必要不可欠ですが、日本とマレーシアではwi-fi事情が異なります。違いを把握しておかなければ、マレーシアでインターネットを使用する際に戸惑う部分があるので、まずはマレーシアのwi-fi事情について確認しておきましょう。

マレーシアはカフェやモールでもwi-fiが使える

マレーシアにはカフェやモールなどwi-fiが使えるスポットが多数あります。ほとんどのカフェ、レストランで使用可能なので、日本よりもwi-fi環境は充実しています。お店によって通信速度は異なるため、重いアプリやファイルをダウンロードしたり、動画を見たりする際には支障があるケースもありますが、簡単な調べ物程度であれば不自由なく使うことができます。

オールドタウンホワイトコーヒー、スターバックスコーヒーでは、確実にwi-fiの使用が可能です。お店によっては、wi-fiを使用する際に、パスワードが必要なケースもあるので、wi-fiが使用できる環境かを確認してみると良いでしょう。

セキュリティ面に注意が必要

マレーシアでは誰でも使用可能なwi-fiが開放されているスポットが多く便利な反面、セキュリティ面に不安があります。フリーwi-fiに接続することで、自分の情報が漏れる可能性があるのです。特に公共のフリーwi-fiはセキュリティ面でのリスクが高いので、お店が提供しているwi-fiの方がおすすめです。

思ったより速い?高速な理由

マレーシアのインターネットは遅いイメージを持つ方もいますよね。しかし、マレーシアのインターネットは思ったより速いと感じる方が多いのです。マレーシアはIT推進を、国をあげてかかげています。マレーシアを拠点として、発展しているIT企業は非常に多いのです。日本の速度には及ばない部分はありますが、不自由なく使用できる速度はキープできるでしょう。

自宅にインターネットを開通させるには?

自宅にインターネットを開通させるべきか迷っている方もいますよね。インターネットの使用方法、使用頻度によっては自宅にインターネットが開通していると便利です。しかし、初めてマレーシアに移住する場合は、契約方法、契約時の準備物などが分からず戸惑う方も多いでしょう。そこで、自宅にインターネットを開通させる際のポイントをご紹介します。

マレーシアで自宅にインターネットを引く必要性

日本でインターネットを自宅に引く場合は、通信会社と契約したり、マンション契約のインターネットを使用したり、ポケットwi-fiを使用したりしますよね。マレーシアでは、インターネット料金が家賃に含まれているケースもあれば、そうでないケースもあります。

それほどインターネットを使用しない場合はwi-fiのテザリングでも問題ないですが、自宅でのインターネットの使用頻度が多い場合は、インターネット回線を引いておくと便利でしょう。

インターネットを契約する際に必要なもの

マレーシアに移住した際、インターネットを契約する場合は、パスポートと自宅の住所が分かるものを準備しましょう。契約予定の会社の回線が自分の住居に通っているか事前に確認しておくことが大切です。通っていない場合は、開通できない場合もありますし、時間が数か月かかる可能性があります。

マレーシアでインターネットを契約する方法

マレーシアでインターネットを契約する場合、インターネット会社のスタッフと店頭で契約することも可能ですし、ホームページでも手続きできます。契約の際は、自宅の住所、支払い方法などを入力します。契約が完了したら、工事の日が決まる流れになります。日本の場合は契約して数日後に工事をすることも可能ですが、マレーシアの場合は、1か月以上先になるのが普通です。

また、日程が変更になったり、工事時間が延長したりするケースもあります。工事が終われば快適にインターネットを使用できるようになりますが、工事完了までが大変です。

マレーシアで最も安いインターネットの接続方法

マレーシアでインターネットを接続したいけれど、あまりコストはかけたくないという方もいますよね。まずは最大限フリーwi-fiを使うのがおすすめです。フリーwi-fiだけでは不便さを感じた場合は、ショッピングモールやSim会社などでプリペイドSimを購入するのが、安くでインターネットを利用できる方法です。家族で移住する場合は、Simを購入するよりもwi-fiルーターの方がお得なケースもあります。

日本から手配する方法もある

マレーシアでは、スムーズにインターネットに接続できるか不安という方もいますよね。
すぐにインターネットに接続したいという方は、日本からマレーシアで使用可能なwi-fiをレンタルすると良いでしょう。

wi-fiレンタル会社が様々なプランを提供しているので、移住地、条件などに合わせて選ぶのがおすすめです。wi-fiをレンタルした場合は、複数のデバイスを接続することが可能なので、同行者とシェアしたり、パソコン、スマホなど複数の機器を接続したりできて便利でしょう。

マレーシアでのインターネット契約の注意点

マレーシアでインターネットを契約しようと思っている方も多いですが、日本とは事情が大きく異なり、スムーズに行かないことが多いです。日本と同じようなスケジュールでインターネットを契約できると思っていると、マレーシアでは戸惑う可能性が高いでしょう。マレーシアは日本と比較し、インターネット開通までに時間がかかるので、早めにアプローチしておく必要があります。

申し込み後から設置までに時間がかかる

日本ではインターネットを申し込むとすぐに設置ができるイメージですが、マレーシアの場合はそうではありません。長い場合は2か月以上先になるのです。また、設置日を約束していたとしても、突然日程が変更になるケースもあります。早めに使いたい場合は、申し込みを急いでする必要があるでしょう。

設置日の調整が難しい

マレーシアでは設置日の調整が難しく、希望通りにできないケースがほとんどです。
かなり前から曜日指定をしていたとしても、他の曜日になるというのはよくあります。
そのため、仕事などの都合がある方はとても不便に感じるでしょう。設置日に関しては融通が利かない可能性が高いということを覚悟しておく必要があります。

まとめ

マレーシアはIT先進国として発展しているので、wi-fi速度は思ったより速くなっています。想像以上に快適にインターネットを使用することができるでしょう。
また、フリーwi-fiも発展しているので、ほとんどのレストラン、カフェでインターネットを楽しむことができます。

フリーwi-fiのみでも十分インターネットを活用することができますが、使用頻度によっては自宅にインターネットを開通させた方が便利なケースもあるでしょう。しかし、日本とマレーシアではインターネット事情に違いがあり、スムーズに開通工事まで進まないケースがあります。

余裕を持って手続きを進める必要があるでしょう。マレーシアでインターネットを使う方法は様々ですが、日本との違いを把握し、出国前から計画的に情報収集することで、マレーシアで不自由なくインターネットを使用することができます。

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【日本からマレーシアに就職!】プロより伝授、転職に失敗しないための3つの注意点 https://malaysia-magazine.com/job/52413/ https://malaysia-magazine.com/job/52413/#respond Tue, 28 Apr 2020 03:00:17 +0000 https://malaysia-magazine.com/?p=52413

マレーシアは暮らしやすい国という評判を裏切らず、移住したい国の中でも欧米諸国を抜いてトップに立っています。実際に多くの日本人からも支持が厚いマレーシアですが、移住先としてのみならず転職先としても注目が集まっている国でもあります。それにしてもいざ実際にマレーシアに転職しようとなると、何をすればいいのか、何に注意するべきかが分からなければなかなか前には進めないと思います。

そこで今回は海外就職のプロとして「トビビト」で就職支援をしている米澤咲さんにお話を伺い、マレーシアへの転職に失敗しないための注意点を大きく分けて3つ紹介していただきました。

プロより伝授!転職に失敗しないための注意点とは

米澤咲さんについて

海外旅行が好きだった父の影響もあってか海外を身近に感じていた米澤さんは立命館大学の国際関係学部に入学します。卒業後、国際協力に携わりたいという思いからフィリピンのNGOで働いた後、日系航空会社やフィリピンのベンチャー企業でPRやHR(人事)としてキャリアを積みました。現在では海外就職を支援する「トビビト」の創業メンバー及びコンサルタントとしてマレーシアでの日本人の就職活動の支援に携わっています。

マレーシアの転職事情

―まず初めにマレーシアの転職事情について教えてください。

米澤さん(以下米澤):マレーシア、とりわけ首都クアラルンプールなどは世界中から人が集まり、様々な文化を育み(実際にマレーシアは多民族国家なので文化の多様性に富みます)、活気ある場所として知られています。また、人のみならず世界中から様々な大手企業がオフィスを置いているため外資系企業の存在感も強いです。それだけに外資系企業からの求人件数についても多くなっています。無論、マレーシア企業も求人は出していますが給与面については外資系企業と比較すると雲泥の差があることが否めません。外資系企業の場合だとマレーシアの物価事情に関わらず、場合によっては日本以上の給与を見込めるためです。

マレーシアに転職する人の失敗例1-できないという思い込み

―マレーシアに転職する人の失敗例について1点目は何が挙げられますか。

米澤:まず1点目はマレーシアに実際に来て失敗する人よりも「自分にはできない」などという思い込みをする日本人の方が多いように見えます。また、思い込みでいえば他に例えばコールセンターの業務は経験のない人が短期間でやるものだと決めつけてる人も多いです。つまり、「経験があっても長期でできない」と思い込むパターンです。しかし、実際に雇用主であるクライアントが求める人材はむしろ「経験があって長期で働ける」人であることが多く、たとえ40代を通り越して50代であったとしても要件を満たせば就労ビザは問題なく取得できます。つまり、できないと思い込む前にまずは情報収集をしっかり行えばそのような思い込みをせずに済むのです。

マレーシアに転職する人の失敗例2-漠然とした理由だけで来る人

―マレーシアに転職する人の失敗例について、2点目に何が挙げられますか。

米澤:単にマレーシアの物価が安いという漠然とした理由でマレーシアにやってくるとこれは大変ですし、結局そのまま失敗につながってしまいます。確かに物価は安いですし、日本と同等の水準のものも多いのは事実ですが、裏を返せば日本と水準の異なるものも当然あります。仮に病気やケガなどをすると日本とは異なる保険制度を前にしっかり対応できるでしょうか。英語ができず、頼れる人もまわりにいないような状態でいきなり日本と違うものが必要になったときに対応できるでしょうか。残念ながらそういう場面で主体性がない人はマレーシアには定着しにくいと言わざるを得ません。そのような事態を避けるためにもマレーシアに行く理由についてさらに深堀しておくといいと思います。

マレーシアに転職する人の失敗例3-将来の目標が曖昧、もしくはない

―マレーシアに転職する人の失敗例について、3点目に何が挙げられますか。

米澤:3点目ですがやはり将来の目標についてあまり考えていない人は失敗してしまいます。これはどういうことかというと、何年後自分はどうありたいか、どうしたいかについてあまり考えないままマレーシアに来たところで、結局何をすればいいのか分からなくなってしまいます。そうなってしまった人の中にはマレーシアに残らずに日本に戻る選択をしている人もいます。なお、将来の目標というのは就職面接の中で必ずと言っていいほど聞かれる質問です。そのため、将来の目標についてある程度考えておかなければマレーシアに定着しづらいのは勿論のこと、それ以前に就職面接で落とされる可能性もそれだけ上がります。ですから就職面接で内定を得ることはもちろん、マレーシアに定着してキャリアを積むためにもまずは将来の目標についてじっくり考えてみることから始めましょう。

マレーシアへの転職でよくある質問

―マレーシアへの転職についてよく寄せられている質問について教えてください。

米澤:マレーシアへの転職について最もよく寄せられている質問は「英語ができないけれども転職はできるか」といった内容のものになります。こちらの質問について結論から答えますと、英語ができなくとも転職は可能です。特にご紹介先で最も多い外資系企業の日本語のカスタマーサポート(コールセンター)のお仕事は英語力よりもむしろ日本語のネイティブの方がより重宝されます。また、カスタマーサポートのお仕事柄コミュニケーション能力も同様に求められますが、何度も言うように英語ができなくても転職することは十分に可能です。

―転職以外のことで質問が寄せられることはありますか。

米澤:英語ができないということで転職に付随して住む場所を探すことができないという問い合わせもよくいただきます。そこでトビビトでは週末にコンドミニアムツアーを開催し、どういった物件があるのか探すのをお手伝いさせていただいています。なお、特に外資系企業だと最初の2週間は住居が提供されたりするところもあり、このような制度と併せて皆さん住居を探しています。ただし、無論全ての企業にこのような制度があるわけでもないのでその点についても確認するといいでしょう。

―生活費についても質問が寄せられることはありますか。

米澤:実際の生活費がどれくらいかかるかという問い合わせもよくいただきます。生活費はだいたい日本円に換算して月7万円から11万円の範囲と説明していますが、生活水準によってばらつきはもちろん生じます。日本と同等かそれ以上の生活水準を維持するのであれば当然生活費はそれだけ必要になりますし、反対にマレーシアスタンダードで生活すれば貯金がたまりやすいほど余裕になります。これはマレーシアの物価が日本の3分の1程度(ただし、アルコールや輸入食品などは例外)であるためです。

まとめ

今回はマレーシアへの転職について失敗例とよくある質問について紹介しました。改めてマレーシアへの転職に失敗しないための注意点3点をまとめると、「できないと思い込まない(そして情報収集をする)」「漠然とした理由だけで行かない」「将来の目標をもつ」の3点にまとまります。この3点の注意点に意識しながらマレーシアへの転職活動を進めましょう。

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ボンビーガール出演!海外就職のプロに聞くマレーシア就職活動のポイント https://malaysia-magazine.com/job/52401/ https://malaysia-magazine.com/job/52401/#respond Wed, 22 Apr 2020 03:00:05 +0000 https://malaysia-magazine.com/?p=52401 トビビト 米澤咲さん

世界的に魅力ある移住先として知られているだけでなく、海外就職先としての知名度も高いマレーシアは今や日本人にとって魅力的な就職先のひとつとなっています。しかし、そうとは言っても一口に海外就職といっただけではなかなか具体的なイメージが湧きにくいのではないでしょうか?

そこで今回はテレビ番組のボンビーガールにも出演したトビビトの米澤咲さんに海外就職のプロとして伝授したいマレーシアでの就職活動のポイントについてお話を伺いました。

海外就職のプロに聞く!マレーシア就職活動のポイントとは?

海外旅行が好きだった父の影響もあってか海外を身近に感じていた米澤さんは立命館大学の国際関係学部に入学します。その後、国際協力に携わりたいという思いからフィリピンのNGOで働き、その後日系航空会社やフィリピンのベンチャー企業でPRやHR(人事)としてキャリアを積みました。現在では海外就職を支援する「トビビト」の創業メンバー及びコンサルタントとしてマレーシアでの日本人の就職活動の支援に携わっています。

テレビ番組ボンビーガールへの出演

―テレビ番組ボンビーガールに出演されましたが反響はありましたか?

米澤さん(以下米澤):結論から述べると反響は大いにありました。実際に問い合わせの数は以降爆発的に増えましたし、時には「ボンビーガールを見ました!」というお声もいただくことがあるので大変うれしかったです。また、この番組を見てマレーシアに対するイメージがいまいちピンと来なかった方にも、実は都会であるということを知っていただけたので「実際に住んでみたい」というお話もよく聞けるようになりました。

―マレーシアへ就職したいという人も増えたと感じますか?

米澤:やはり実際に出演させていただいたボンビーガールの影響もあってかマレーシアへ就職したいという方も増えたように感じています。特に20代女性や地方都市からの問い合わせが比較的に目に見えて伸びているように感じられます。「日本よりも生活水準を高められ得るのであれば住んでみたい」と就職について調べている方が多いのもその背景として考えられます。

とは言え、やはり「具体的にどのような仕事があるのか」であったり、特に若い方ですと「英語力をどこまで必要とするか」など、分からないことの方が多いのではないかと思います。少しでも分からないことがあればまずはトビビトに気軽に相談してください。こちらでサポートできることは徹底的にサポートさせていただきます。

応募するときのポイントと求人について

―実際にマレーシアの求人に応募するときのポイントについて教えてください。

米澤:はい、マレーシアの求人に応募するときに意識していただきたいポイントとして「就職期間」と「昇格チャンスが設けられているか」の2点が挙げられます。まず「就職期間」についてですが中には最低就職期間(※1)を設けている企業が多いです。あくまで短期で働きたいのかそれとも長期で挑戦したいのかをまずははっきりさせておくといいでしょう。

続いて「昇格チャンスが設けられているか」についてですが、実のところ就職活動を通してこのポイントは見落とされがちになっています。昇格チャンスがある企業で最も分かりやすい例を挙げると外資系企業になります。これは何故かというと各々の出した結果が評価に直結するためで、つまり、ステップアップのチャンスが多く転がっているとも言えます。

以上の2点のポイントを踏まえた上で、ご自身がマレーシアで働いている姿をはっきりイメージできるようになると、こちらとしてもより具体性を伴った提案や案件をご紹介できるかと思います。

(※1)最低就職期間:契約時に企業から指定される就職期間で、概ね最低半年〜1年程度であることが多いです。企業によっては最低就職期間を設けていないところもあります。

―最後に、海外就職のプロとしてオススメしたいマレーシア求人について教えてください。

米澤:はい、経験してきた職種やポジションなどによって選択肢はあるかと思いますが、マレーシア就職の第一歩としてオススメしたい求人はコールセンター(カスタマーサポート)になります。コールセンターと聞くと「待遇があまりよくないのでは」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実はマレーシアではかなり高待遇な求人案件となっています。

これは何故かというと、特に外資系企業では給与水準が高く設定されており、中には日本企業以上のところもあります。しかも物価は日本の1/3程度なので外資系企業よりは給与水準の下がるマレーシアのローカル企業であっても生活に困るようなことはまずありません。

また、よくお問い合わせいただく英語力についてですが、このような求人では「主に日本人を対象とした日本語によるカスタマーサポート」が主な業務内容になるため、正しい日本語力と丁寧な接客スキルがむしろ英語力以上に重視されます。主に日本人を相手に的確にサポートするという業務内容上、このような人材が求められると言う理由には確かに納得がいきます。

なお、コールセンターの業務には、電話対応の他、メール対応などの顧客管理が業務範囲に含まれているため、トビビトで求人を出す際には、コールセンターではなく「カスタマーサポート」という職種で募集しています。

以上を踏まえると英語力は不要と思われるかも知れませんが、必ずしもそうとは限りません。特にスキルアップを目指す場合であったり、同僚と積極的にコミュニケーションをとりたいのであれば英語はもちろん必要です。ただし、入社当初は英語がそれほどできなくとも働きながら、同僚とのコミュニケーションを通して生の英語に触れることで学ぶこともできますし、その機会は豊富です。その点からもコールセンター(カスタマーサポート)はマレーシア就職の第一歩として皆さんにオススメしたい求人です。

―ありがとうございました。

まとめ

以上、トビビトの米澤さんとのインタビューでした。改めてマレーシアでの就職活動で意識すべきポイントをまとめると、「どれくらいの期間でマレーシアで働きたいか」と「想定している就職先に昇格チャンスがあるか」の2点が大事なポイントになってきます。また、マレーシア就職の第一歩としてコールセンター(カスタマーサポート)があがりました。マレーシアへ就職したいと考えている方、まずはコールセンターから挑戦してみてはいかがでしょうか?

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